言葉にはカメラワークがある
先日、三浦大知さんのライブに行ってきました。
三浦大知さんのある曲に、
寝返りをうつ君の まつ毛を揺らす風に誘われて
という歌詞があるんですね。
この歌詞を聞いた瞬間、
眠っている女性の横顔、
ひらひらと動く黒いまつ毛と白いシーツ、
窓から入る風に、そよそよと揺れるカーテン・・・
というシーンが、ありありと浮かんできたんです。
もちろん、女性?シーツは白?なんてところは想像に個人差が出ると思いますが、
この体験をしたときに、「ああ、言葉や文章の力ってこれだよなー」って思いました。
「まつ毛」というワードによって、カメラがグッとまつ毛に寄りますよね。
それだけすぐそばでその人のことを見ているのかなぁ…ということも想像できるし、
次に出てくる「風に誘われて」というワードで、視点が窓(風が入ってきて揺れているカーテン)に移る。
言葉には、シーンを切り取る機能と、カメラワークまであるんだなぁ、なんて思いました。
つまり、忘れたくないなぁと思う出来事やシーンを、もしかしたら写真よりうまく切り取って残すことができるんじゃないかって。
だから、私もまた書かなくちゃな。
忘れたくないことを、書いて残さなきゃ。
そんなふうに思わせてもらいました。
ということで、またちょっとずつ書く習慣を取り戻すぞ〜〜。(年明けてから何回言ってるやら…)
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