制服で岡村ちゃんと初デート

岡村ちゃんこと、岡村靖幸さんのツアー「操」東京公演の延期が発表された。このような状況なので、仕方ない。


仕事がそういう類であることを抜きにしても、普段からライブや舞台はたくさん見に行くが、この状況でも、奇跡的に私が既にチケットを持っている公演が中止や延期になることはなかった。(本来仕事が忙しい予定だったので、2月以降のものは買ってなかったというだけだが…)


最後に見に行ったのは、玉田企画の「今がオールタイムベスト」。会場さんもスタッフさんもお客さんもお互いに気をつけて、すごく慎重な空気になっていたけど、それがあまり嫌な感じではなく、素晴らしい運営だったと思う。

内容ももちろん、最高に面白かった。ユーロスペースで「あの日々の話」を見てから、もう玉田さんの天才みに釘付け。思えばあの時のアフタートークのゲストがニューヨークだった。二人に今ほど興味がなかったので内容をほぼ覚えていないけど、嶋佐さんが玉田さんを熱心に飲みに誘ってた。「駒場と高円寺って、めっちゃ近いじゃないですか!」玉田さんが困ったように笑ってた。


そんな感じだったので、願掛けも込めて、GW明けにはできますように、と買ってみたが、そこから状況は悪くなるばかりで、到底開催できるような状況ではなくなってしまった。


岡村ちゃんを教えてくれたのは中学からの友達で、最初は、これを勧めてくる神経が知れないな、と思い、少しその子を軽蔑したりしたが、なぜか3日間くらいYoutubeを見続けてしまって、ズブズブと沼にはまっていった。

そして高3の時、二人で学校終わりでライブを見にいった。

なんというか、今でも表現できない衝撃を受けた。

会場中の女性の「女の顔」、男性のわかりやすい羨望の眼差し、そして「みちゃった…!!!」という高揚感。

田舎育ち6年間女子校で割と勉強頑張ってたタイプの地味キャラの私には、パラレルワールドだった。

しかしその異次元の空気が忘れられなくて、以来、DATEに通いつめているというわけである。

今やもともとこの世界に住んでいたような涼しい表情で、ライブ中はしっかり女の顔してんだろうな。


ライブで見てた。悶えた。

散々聞いた。無責任に頑張れって言わない人は信用できる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?