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大人の英語学習法と英語の盲点 12

Ⅱ 英語の盲点 2
2 発音(2)(
Cockney)
 1973年(昭和48年7月からの英国語学研修で鉄砲玉のように早口で話す英語の聞き取りで苦労した。ケンブリッジの公園で遊ぶ子供たちの発音も初耳であった。What’s your name? やNewspaper を[naim] [paiper]と発音していた。大学の英語講師が英国人であったので個別の会話で耳にしていたが、日常的にいわゆるコックニー(英: Cockney)はロンドンの労働者階級で話される英語の一種であると知っていた。しかし、子供たちも普通にそのように発音していた。 
 ロンドンでは「Cheers」が「ありがとう/どうも」の意味で使われることがある。「Thank you」とほとんど同じ意味です。バスの運転手や窓口で対応してくれた人などにも「Cheers」を使って感謝したりしていました。
 オーストラリア、ケアンズに家族旅行した時、コックニーを多く聞くことができた。「Hello」と同じ意味で「G’day, mate」というフレーズが使われることがあります。「G’day, mate」は「グッダイマイ(ト)」と発音していました。オーストラリア訛りでは、文章の最後をまるで質問のようにイントネーションをあげることが特徴的です。また、単語の中で2つの母音の間に「T」の文字がある場合は「D」のように発音されます。例えば、「He drinks a lot of water」という文章は「He dinks alodda wader」といった風に発音されるのです。 (つづく)

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