青山ブックセンターにて
現在、湿気と人の熱気で満たされた電車内です。
たぶん今日サッカー日本代表がウクライナと戦ったから国立競技場からの熱気が届いてるんだと思う。
私、弱点が5つぐらいあるんだけどそのひとつが湿気なんだよね。
太陽イケイケゴーゴーの夏のときより、ジメジメした梅雨の方が汗かくんだよね。
しかもめっちゃ暑がりなのに何故か弱冷房車を引き当てちゃうんだよね。
なんなんだろうね、人間の神秘だよね(?)
時間が少しでもあるとインスタの検索欄を無意識に開いてフォローしてない方の写真やリールを見るタイプです。(未だTikTokを見るのは定着しない人種)
半年前、そのインスタの検索欄にその方は出てきて。周りは食べ物や猫やそんな感じの投稿なのにその投稿はTwitterのスクショでそのとき斬新な投稿だなって思ったのと、なんて素敵な言葉を綴るんだ!って思いました。
その方は『蒼井ブルー』という名の方でカメラマンをやられてるとのこと。
これを読んで知った方はとりあえず蒼井ブルーさんのTwitterを覗いてください。もうこれみた全人類は必ずよろしくです。
個人的に名言が苦手で坂元裕二さんのドラマのセリフで出てくるように「『そのままでいいんだよ〜とか、生きてるだけでいいんだよ〜とか』そういうのはトイレの壁にでも貼っといてください」(問題のあるレストランより)みたいなこと静かに思ってる、曲がった人間です。
綺麗事?を言ってることが苦手なんじゃなくてなんか一本線を引かれてるような、ちょっとだけだけど距離を感じる気がして。
逆に人間味を感じる言葉に心から共感して、リアリティを感じるんだけど、蒼井ブルーさんの言葉はその綺麗とリアルのちょうど真ん中に存在してて、それがとても心地よくて、どんどん浴びたくなるようなもので。
気づいたらインスタとTwitterをフォローしてて、書籍をポチってました。
「僕の隣で勝手に幸せになってください」
蒼井ブルーさん初の書籍で過去にTwitterで綴った文章や書き下ろしの言葉が1冊にまとめられたもの。
はじめてです。
大切な人に贈りたいなって思った本は。
私が好きで私のことを好きでいてくれる周りの大切な人たちに押し付けがましくても贈りたい!
普段本読まない人にでも、なんか元気がないとき、自分の存在を消したくなるとき、泣きたいとき、笑いたいとき、寂しいとき、楽しいとき、どんなときでもいいから「あなたのことが私は大好きだよ!離れてても傍にいるよ」ってな想いを乗せてこの素敵なあったかい言葉を浴びせたい。って思った。
(たぶん今年、蒼井さんの本配りまくり人間になるので、私の友達の皆さんは把握よろしくです(?))
だいたい140字以内で綴られる言葉たちはこれからずっとずっと支えになったり、背中を押してくれたり、傍にいてくれるんだろうなって。
それってやばすぎることで、蒼井さんをフォローしたばかりの頃にストーリーで友達募集みたいなことをされていて、私は好きになるとすぐ友達になりたくなるからめっちゃチャンス!ってなり、DMした数ヶ月前。
3/24 青山ブックセンターでトーク&サイン会を行うとの情報を見て「行くしかなくね?」(独り言)
(サッカーとモロかぶりだったんだけど)行ってきた!
1時間前に到着し、初の青山ブックセンターを堪能して時間をつぶす。
芸術系の本が多めに置いてあり、そういうの(洋書とか)が大好物なのでニヤニヤしながら眺めていると、後ろに通る数人の大人。
雰囲気とオタクの勘で「(あ、この方だな!)」と察する。
18:30 開場開始。
人気でまじ本屋さんに並んでない最近の「僕の隣で勝手に幸せになってください」や今回買う予定だった「NAKUNA」など蒼井さんの書籍が受付付近に並べられており、ここで購入するとサインが貰えるという仕組みということで「NAKUNA」を即購入。
19:00 イベント開始
蒼井さんがそろ〜っと登場し、少々の前説をしたあと担当編集者のお二人が登場し、トークショースタート。
編集者さんからの貴重なお話や蒼井ブルーさんがどんな方なのかということなど1時間弱のトークが続き、その後蒼井さんによるお悩み相談と質疑応答!
(内容は書かないけどめっちゃ素敵な時間だったし、編集者さんとのトークショーもお悩み相談、質疑応答もあと2時間は聞けた)
トークショー後、サイン会ということでついに直接お話できる機会が到来!
作家さんのサイン会は何気に初だし、こういうイベント自体が久々すぎて何を伝えるかめっちゃ考えまくった結果。
もう職業言うしかない。と決意。
私は顔も声も部屋も趣味もアイデンティティーも何もかもを晒しそれを職にしてて、若干の知名度があるので所々でバレるわけですね。
んで私はとてもめんどくさい性格をしていて目立ちがりやではあるんだけど、こっそりひっそり過ごしていたいみたいな部分もあるから、極力自らのこと(主に職業のこと)を喋りたいとは思いません。
逆に私がどんな職業をしているのか話すときって「みっきー」としてというか同じクリエイターとしてこれは職業言わなきゃ!仲良くしたい!人脈作りしたい!面白い人大好き!!ってなるぐらいの人に出会ったときだけなわけです。
サインの番が回ってきて、仕切り的なのあるかな〜と思ったけどなく50人ほどの人がいる会場で蒼井さんに「インスタのストーリーで友達募集してたじゃないですか(開口一番それ?w)」と言い、「あれに応募して…(小声)」。蒼井さんと編集者さんは優しく反応してくださり、いざ告白。(?)
「実は私、YouTuberやってて…(小声)」
まあ必ず皆さんここで「え!?」ってなりますね。
蒼井さんが「何系のですか?」と聞いてくださって、無意識に「マルチ」と答える私。(マルチなのかは不明)
蒼井さんが「ID教えて下さい〜!」と言い、編集者さんが紙を差し出してくださって「あ、チャンネル名で大丈夫ですか?(ここ何故か冷静w)」と言いながら、50人の視線を全身で感じ、震える手で「みっきーチャンネル」と書いてきました。
我ながらに斬新な手法?で交流したな…と雨の中帰り道に思いました。
(友達になれたらいいな〜)
YouTubeを初めて今年で8年目。
最近、自分がなんでYouTubeを始めたのかの芯の部分の理由がわかった気がして。
たぶん自分の好きな人たちと繋がるために始めたんだろうなって思いまして。
この8年たくさんの好きな人・好きなもの・好きな場所・好きな自分を見つけて、アイデンティティーをさらに構築していって。
ただの憧れだった場所が今では居場所になってて。
ただの変な子だった人に今では応援してくれる方が存在してて。
私の『好きなことで生きていく』の最終形態が
『好きな人たちと生きていく』なんだとしたらもうそれ以上のことはお金以外いらないし、自分の人生に満足しかない。
でもだからこそこれからももっともっとクリエイティブなことして
ワクワクしながら過ごして行きたいなって思いました。
では最後に蒼井ブルーさんの言葉で好きなやつ一つだけ書いて締めたいと思います(他力本願)
『僕の周りには、なくても死なないけどあるとほんの少し豊かな気持ちになれます、みたいなものをそれこそ死ぬ気でつくっている人がいて、ばかだなと思うんです。好きだよって思うんです。』<僕の隣で勝手に幸せになってください>より