勝手に花言葉:トウガラシ
【勝手に花言葉】
トウガラシ
「うたっちゃいなよ。
そして、心に火を灯しちゃいなよ」
花屋さんで
カラフルな実に惹かれたので見せてもらったら
枝ぶりがおもしろくて
歴史の教科書に載ってた
口から仏像を6体出してるあの像を思い出した。
後で調べたらそれは『空也上人像』だった。
ちなみに『空也』は『空海』と時代と名前が近いが全くの別人である。
念仏を唱えたら極楽浄土へ行けるから
みんな念仏唱えたらえーよ、と言うわけで
『南無阿弥陀仏』の6文字が仏像6体となって口から出ているのだけど、とにかくつくった仏師のセンスがすごい。
誰だ?と調べたらあの鎌倉時代のカリスマ仏師 運慶の四男康勝(こうしょう)という人だった。
私ゴトだが(こうしょう)と名前の読み方を調べる前は(こうかつ)と勝手に読んでおり、
(こうかつ)からの(コウケンテツ)という流れで、料理研究家のコウケンテツさんを思い出し、
さらにはコウケンテツさんが『とうがらし』という本を出していることを思い出し、
思わぬ形で1周をしたことに、驚きと喜びを感じた。
…という、摩訶不思議な思考はともかく。
カラフルな実が、連なって並ぶ姿は
音階のように感じられる。
平安時代、空也は“念仏を唱えたらよい”と言ったもしれないが
現代、私は“メロディを口ずさむとよい”と言いたい。
(言いたいだけなので、像はつくらないでください。)
ひとつひとつの実が
ロウソクに灯る火みたいでもあるから
そのメロディはとても心をあたたかくしそう。
おすすめのシーン
・たのしい気持ちを補給したいとき
・くじけそうな時のよきスパイスに
ロウソクのように全部フーしてたら、横隔膜のアレで歌が上手くなるかもしれないとも思う。
けど、もちろん実は火ではなく消えないので、横隔膜をアレするにはすごくよさそう。
そんな説明を添えられたならば、歌が上手くなりたい人へのプレゼントにもオススメ、かもしれません。
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