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【勝手に花言葉】ハツユキソウ

【勝手に花言葉】ハツユキソウ

「自由に考えればよい」

グリーンに白が涼しげで爽やか。

パッと見、雪がつもっているようにみえるから『ハツユキソウ』というそうだ。
その雪がつもったような部分は葉っぱで、花ではない。
花は、先っちょに小さな“らしきもの“が咲く、それだ。
杯状花序(はいじょうかじょ)というらしい。
どことなく音が「海砂利水魚」に似ている流れで「くりぃむしちゅー」がやってくることにびっくりする。


葉の美しさも含め7月から10月頃が見頃時期。
初雪とはまったく関係ない時期ではある。

ならば、
『クリームソーダ』という名でもいいんじゃないかとよぎる。
色をグリーンに限定させるために
『メロンクリームソーダ』の方がいいか。
いや、でも、グリーン具合が『メロン』とは違う。

どちらかと言えば『抹茶』のが近いだろうか。
『抹茶クリームソーダ』
抹茶クリーム…ソーダ?
え?  そんなのあるのか?
あるか…。あるな。飲んだことないだけだ。
飲んだこと…ないか?

想像で飲んで複雑な気持ちになる。

シュワっとがどのあたりでくるのか、難しい。
甘さとほろ苦さのバランスが、難しい。
記憶の引き出しが迷子だ。

やはり
『ハツユキソウ』という名がピッタリか。

勝手に改名しようとした数分の思考はさておき
最終的に『ハツユキソウ』という名が1番ピッタリなのだな、という結論に落ち着く。

なんだったんだ、この時間?

こういう時間を
人は1日の中でどれくらい過ごしているのだろうか。

平均が知りたい。
なんとなく平均並におさめたい。

おすすめのシーン
・残暑も爽やかにのりきりたいときに
・爽やかな笑顔のあの子の爽やかな笑顔を見たい時に

でもそういう
なんだったんだ、この時間? の最中、
時間みたいなものは忘れて
ちょっとニヤニヤして
タイムスリップしたかのような時を過ごしたなら、それはそれで幸せとしよう。

タイムスリップしてしまったことは、
良くも、悪くも、だけれども。

そんなこんな
「クリソー」と過ごした1週間。

「クリソー」と呼んだのは、
自分の中で「クリームソーダ」と思いついた瞬間を拭いきれなかったのだろう。
頑固なフシがある。

「ハツユキソウ」の「ソウ」は
「草」と思わせて「ソー」なのかもしれない。
「爽」でも「想」でもいい。
「SO」もアリだ。

「クリソー」と呼ばれようが
「ソウ」についてあれこれ言われようが、
顔色ひとつ変えず、爽やかに微笑む姿に懐の深さ感じる。

「自由に考えればよい」と言っているようだ。

茎を切ると白い乳液状のものが出る。
それはベタっとしており、そのまま水に挿すと上手に水を吸えないので少し流す。
流した切り口を見ると、ちょっとストローみたいになっている。

それはまるで、ストローに詰まるバニラアイス。

、、、あんたやっぱり、
「クリソー」やないかいっ!!

何を言おうが、穏やかさをも感じる姿。

涼やかで爽やかで穏やかで懐が深い。
お手本にしたくなるようなお花です。

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