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北海道の高度IT技術者を育成する機関に行ってみた!

この記事は2021年3月23日に北海道のIT情報発見!発掘!マガジンのMikketa!!に掲載された記事です

皆さんは、株式会社北海道ソフトウェア技術開発機構という会社を聞いたことはありますか?
『 Development Organization for Software Hokkaido』を略しDEOS (デオス)と 呼ばれています。DEOSさんのほうが耳慣れている方が多いかもしれませんね。DEOSさんは、札幌市の菊水に本社を構え、北海道における情報関連人材育成や地域情報化推進などの事業を展開しています。地下鉄東西線 菊水駅からすぐということで、お邪魔しました!

DEOSさんはメディア・ミックス札幌 というビルの中にあります。 今回、お話を聞かせていただいたのは(株)北海道ソフトウェア技術開発機構 の高橋様と、櫻井様です。

ーDEOSさんは何をしている企業ですか?

高橋様(以下、高橋):DEOSは、平成3年「地域ソフトウェア供給力開発事業推進臨時措置法(地域ソフト法)」に基づき、ITプロフェッショナルの育成を目的として、国、北海道、札幌市、民間の出資により設立されました。その後「新事業創出促進法」を経て、現在「中小企業新事業活動促進法」の基で、北海道並びに札幌市の新事業支援機関として指定を受けて事業を行っています。

ITプロフェッショナル育成のための研修事業や、IT関連事業を営む企業向けの施設の賃貸、国・自治体が推進する地域の人材育成や中小企業のIT化促進に係る各種調査、研究、実践業務などIT人材育成に関わる分野を様々行っています。もともとは、前述の地域ソフト法に基づき地域センターとして、ソフトウェア人材の育成、高度ソフトウェア技術の地域への定着化、事業の斡旋などの付帯業務、これら3つの役割をIPAより指導や助言を受けて運営する事業として設立されました。地域ソフト法は、1990年当時、中長期的な見通しで、2000年には97万人のソフトウェア技術者が不足すると予測されており、人材不足に対応するべく施行された時限立法なんです。

ー実際にどんな研修が開催されているのでしょうか?

櫻井さま(以下、櫻井):高度IT人材を育成することが目的のため、エクセルやワードの研修というものではなく、データベースやネットワーク、セキュリティを始め、プログラミングなどの研修を行っています。一番多く受講されている研修は、新人教育で道内のIT企業様の新人研修で活用頂いています。

ーホームページを拝見すると、本当に多様な研修を行っていらっしゃいますね

櫻井:ありがとうございます。できるだけ多様で且つすぐ業務に役立つような研修を展開するべく、毎年新しいカリキュラムを追加しています。今年度からは、DX人材育成や、スマートフォンのアプリケーション開発などの研修も取り入れ、時代のニーズに合った研修を増やしております。

ー今後、DEOSさんの研修はどんな方に受けてほしいですか?

櫻井:いろんな方に受けていただきたいです。現在平日の日中に研修を行っているのですが、今後は受講者の多様化にも合わせた時間帯の検討も必要かな。と感じています。社内の人員が限られているので、数多くとは行かないですが、業務としての受講以外でも個人のエンジニアの方のスキルアップとして、ご受講いただけるように、展開していけたら・・・と考えています。

ーありがとうございます!
 DEOSさんの研修は
下記からご確認いただけます。
 道内のIT企業の皆様、ご受講いかがでしょうか?^^


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