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泥水を啜っていた30歳頃の話

2018年にベンチャー企業に入るまで、25~35歳くらいまで大企業で働いていたときのことは、あまり人に話すことがない。タバコと酒にまみれ、要領も悪く、出世競争とは縁遠い働き方をしていた。

それほど人に比べて苦しかったわけではないかもしれない。会社によくしてもらった思い出も確かにある。ただ、NHKの大河ドラマを見ていて、大名や武将の意向にふりまわされる主人公を見ていて特別に感情移入してしまうのは、この時代があるからこそだ。

そんな中でもいくつかの(ひそかな)誇れる仕事はあったし、迷える頃に、社外のサードプレイスへアクセスできて、その後の人生は広がりを見せることとなった。

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Xのスペースで配信されている「あきらめラジオ」という名前の番組がある。ゲストの「諦め」にフォーカスした、プロコーチである坂口さんの手腕が存分に発揮されたプログラムだ。

きょうゲストで呼んでいただき、「出世・昇進を諦めたときのこと」を話そうと思って、話してきた。冒頭にも書いた、大企業で、泥水を啜りながら働いていたときのことだ。

腹黒い自分なんかは特に、いかなる時代のことであっても、心の奥にある本当の感情を呼び起こしてしまうと、語る際に、誰かを傷つけることになってしまう気がしている。角が立たないはずがない。

それが、鬱屈していた時期のことであればなおさらだ。だがまあ、時も流れているし、何より、当時の自分の姿を思い出して「よくやったよな」と思えたし、話してみることにした。いざ始まってみれば、坂口さんの導かれるまま、するすると、当時の温度感をわりと伝えられたのではないかな。プロのコーチって、すごいですよね。

シェアすべきかわからないのだが、珍しくどろどろとした話をできた貴重な機会だったし、プロのコーチの傾聴ってすごいんだよ、ということも伝えたくて、シェアしてみます。以下のリンクからお聴きいただけます。

X社の気まぐれが起きるまではアーカイブが残されていることでしょう。

ところで「泥水を啜りながら」って相当つよい表現だけど、校正せずにそのまま残しておきます。配信では具体的な話まではしていないけど、そう言い切れるくらいの時代があった。

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