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おじいちゃんに勝てないワケ

おじいちゃんカテキョー@オンラインを始めてから、少しずつ息子(小4のほう)にも変化が見え始めました。

zoomの環境を整え、「はい、はじまるよー」と声をかけると、大好きなLaQも放り出し、いそいそと勉強モードに(これこそが、求めていた「集中と切り替え」)。隣でごちゃごちゃ言い始める母に、「仕事してきていいよ」と"あっちいけ"の指示。

毎日10時半スタートなのですが、昨日は12時半をまわっても終わらず。すごい集中力です。父のお昼を気にして「もう今日はやめたら?」を言うと「あと1問だから」と息子。結局、2時間半近く真剣に取り組んでいました。親子だとなぜかこうは行きません。おそらく1時間が限界。どっちかがキレるか疲弊するかしておしまいです。

おじいちゃんと孫の関係性ってすごい。

親の「早く終わらせてしまおう」「わからせてやろう」みたいな前のめりな気持ちは、迷惑でしかないのかもしれません。おじいちゃん世代の時間的な余裕、心の余裕は、マネのできない大きな強み。逆に孫を前のめりにさせてしまうのです。

孫の指導にペンツール登場

父も進化し続けています。ふと見ると、zoomのペンツールを使いこなしているではありませんか。そのうちホワイトボード機能なんかも活用するようになるのかな。ついでにペンタブも買っちゃったりして・・・(父はこの手の投資を惜しまないタイプ)などと想像してしまいます。

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息子も、自分の書いた答えをカメラに向かって上手に見せられるようになりました。

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寄り道まで楽しい♪

勉強の合間には、時折こんな会話も。

ケンシロウ「おじいちゃん、"イカのおすし"って知ってる?」
おじいちゃん「知ってる」(イカのお寿司だと思っている)
ケンシロウ「い・か・の・お・す・し、だよ?」
おじいちゃん「ん?」
ケンシロウ「知らない人について『いか』ない、知らない人の車に『の』らない・・・(以下略)」
おじいちゃん「そうだねぇ。大事だねぇ」

ケンシロウ「おじいちゃんのおうちに、今だれかいる?」
おじいちゃん「大砲の音だよ。富士山で自衛隊が練習してるんだよ」
ケンシロウ「えーっ、爆発して燃えちゃわないの?」
おじいちゃん「燃えることはないけどね」
ケンシロウ「富士山が傷ついちゃうよねぇ?かわいそう」
おじいちゃん「そうだねぇ、少しは傷つくよね。でも富士山はでっかいから大丈夫だよ」

ケンシロウ「おじちゃんの好きなうたってなぁに?」
おじいちゃん「『きょうのひはさようなら』だよ。うたってみようか?」
ケンシロウ「うん」
おじいちゃん「いーつまでもー♪ たえるーーことなくーー♪・・・」
ケンシロウ「いい曲だねぇ」
おじいちゃん「この歌を作った金子詔一さんって人はこの近くに住んでるんだよ。おじいちゃんも会ったことあるよ。」
ケンシロウ「へー、おじいちゃんってすごぉい」

孫のこんな寄り道にも、にこやかに付き合う父。親なら間違いなく「知ってる知ってる。はいっ、次!」「今は関係ないでしょっ」となるわけで。

この差だよねぇ。この差はなかなか埋められないよねぇ。

おかげさまで今日も仕事がはかどります。遊び相手を失った小1の息子はひとり静かに遊んでいます。

やっぱり、おじいちゃんカテキョー@オンラインは最高にして最強!

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