クレジットカードが作れなくてもキャッシュレス決済で生活する

　数年前に私は自己破産の申立直前まで行ったため、クレジットカード会社に多大なる迷惑をかけてしまい、現在信用情報に傷がついているのでクレジットカードが作れない状況だ。

　今回はクレカのない状態でどうキャッシュレス決済をしているか話していきたい。

　このインターネット社会の中、クレカがないと大変不便である。自宅で完結できるはずの通販が、支払いのためにコンビニまで行かないとならないし、支払い期限も考えて行動しないといけない。

　交通系ICカードのオートチャージ機能も使えないので、残高を意識していないと改札で引っかかることも多々ある。チャージのため自動券売機に並ばないとならない。

　現金主義となり財布には常に諭吉を何人か入れておかないと心配だし、嵩張るし、と結構大変である。

　私はライブやコンサートに行くのが趣味なのだが、大量購入した日にはコンビニで1枚1枚精算するので、店員にも他の客にも迷惑である。人の少ない時間を選んでも、そういう時に限って客が何人もいて後ろに列ができたりする。いたたまれなくて仕方ない。

　クレカがないと結構不便である。しかしクレカはどうやっても作れない。キャッシュレスに対応できない。ネットショッピングでも店頭でも生きづらい。

　そんな私でもキャッシュレス決済で使えるものがある。

• デビットカード

• バンドルカード

• PayPay

• キャリア決済

　この4つを駆使して生きている。もちろんカバーできないこともあるが、現金オンリーよりずっと便利だ。

　デビットカードは「ソニー銀行」「PayPay銀行」「楽天銀行」のものを使用している。大手メガバンも考えたのだがポイント還元率などを考慮するとネット銀行系の方がずっとお得だった。

　特に一番活用しているのは「ソニー銀行」と「PayPay銀行」だろう。

　ソニー銀行のデビットカードはキャッシュバックが現金として自動で銀行口座に振り込まれるため、いちいち申請しなくてもいい所が気に入っている。

　PayPay銀行のデビットカードは、PayPayチャージのためにPayPay銀行にお金を入れていることが多いので、その流れで使っている。

　プリペイド式のバンドルカードも便利なのだが、こちらにはicチップが付いていない。最近じゃ店頭で買い物をするときは、タッチ式やic読み取りの機械に差し込む形式が多く、スライドさせる箇所がわからなかったりする。

　バンドルカードだと、店員に「プリペイドなんですけど大丈夫ですか？」と聞く必要があるので少し恥ずかしい。あと店員によっては「…ぷりぺいど？」となる。あのなんとも言えない微妙な間は筆舌に尽くし難い。本当に申し訳なくなる。

　またバンドルカードは名義が自名義とならず、VANDLE USERとなっているので、名義までチェックされるタイプのインターネット購入だと弾かれる恐れがある。Amazonでは使えるのでAmazonヘビーユーザーはこちらでもいいのではないだろうか。

　あとバンドルカードには「ポチッとチャージ」という前借り機能がある。私でも使用できたので、クレカが作れない身でも借りることはできるようだ。借金と同じなので使用する時は気をつけてほしい。使ってみた印象だが、この機能は二度と利用しないだろう。借金は怖い。

　個人的にはicチップのあるデビットカードがおすすめだ。

　やはりicチップがあるとすごく便利だ。サインレスだし。バンドルカードはいちいちサインが必要なのだ。これはだいぶ面倒くさい。

　ただし、デビットカードでもプリペイドカードでもカバーできないことがある。

　それは一部のサブスクリプション契約である。

　某動画配信サービスで契約しようと思い、デビットカードを入力したら「このカードは使用できません」とエラーが出た。デビットカードやプリペイドカードだと、残高不足で引き落とせない可能性が高いので嫌がっているのだろう。たぶん。

　そんなわけでデビットカードやプリペイドカードだとサブスクリプション契約が不可となる可能性があるので注意が必要だ。これはクレカを持つしかない。

　もちろん問題なく契約できるサービスもある。Amazon系とDMMプレミアムは大丈夫だったはずだ。クレカのない私が契約できているのだから、デビットカードでも問題ないと思われる。ほかの形態での契約だったら申し訳ない。

　それから交通系icカードのオートチャージには使えなかった。こういうオート系に弱いのがデビットカードである。

　ほかには、おそらく海外FXのクレカ入金なるものには使えないと思う。業者によると思うし、使ったことがないので明確ではないが。visaのデビットカードなら使えるのかどうか。たぶん使えないんじゃないかな。

　デビットカードやプリペイドカードの次にPayPay払いも非常に活用している。

　PayPay銀行を所有していれば、お金の出し入れも簡単だし、1,000円からチャージもできる。

　またPayPayと言えばPayPay超P祭でも有名であり、還元立も悪くない。自治体と連携している時期もあり、ポイントが大幅に還元させれるチャンスも多い。

　ネットショッピングでもPayPay支払いが可能となっているお店も多く、カードがなくてもなんとかなりそうなくらいだ。

　またPayPayならスマホひとつでいいので、財布を出し入れする必要がなかったり、ネットショッピングでいちいちカード登録をしないでいいのも利点だろう。

　最後にキャリア決済も便利だ。

　私は信用情報に傷はつけたが、携帯会社には毎月お金をきちんと払っていたので無事携帯は使えている。端末も一括支払いで購入しているため、特に問題はない。

　キャリアによって違いはあるのであまり書けないが、こちらもネットショッピングで活用できるだろう。

　以上が、クレカの持てない私でもどうにかキャッシュレスの生活できている方法だ。

　なお、どれも使用できない時は現金で支払っている。それも無理なら諦める。今のところ、なんとかなっているし、究極に困ったこともない。

　某動画配信サービスは少し残念だが、Amazonプライム(デビットカード)とNetflix(PayPay)とDMMプライム(デビットカード)は観れるのでヨシ！

　絶対にクレカはあったほうがいいと思うが、クレカがなくともなんとかキャッシュレス社会に乗れている。店員を煩わせることも、他の客を待たせることもなく、サクッと買い物ができてるのはありがたい。

　ただし、時々困ることもあるので、クレカは1枚は持つことを強くオススメしたい。