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「普段はあまりパンプスは履きません。たまにはオシャレして履きたいと思っています。でも履くと母趾のつけ根が痛くて…」と多治見市のIさん。こんな悩み、貴女もお持ちではないですか?

細い足の特徴

最近、20代30代のお客様、特に女性の足を拝見すると細い足の方が増えたなぁと実感することがあります。30代前半のIさんの足にも共通する特徴がありました。たとえば
①足長に対して足囲(足の一番広い箇所の周径)が少ない
②足囲に対して足幅(足の一番広い箇所)が広い
 (外反母趾や開帳足等足関節にゆるみの見られる方もあります)
③足部全体の肉付きが薄い などが挙げられます。
昔に比べ幼児期から歩く機会が少なくなり足を鍛える機会が減ったからという説もあるようですね。

細い足とパンプスの相性

いずれにしてもこういう特徴がある足に対し、パンプスは
①開口部(足を入れる履き口)が広い
②留め具がない
③カカトにヒールがついている などの特徴があります。
さらにストッキングのような化繊系の靴下を多用します。
こうした条件の下では足はパンプスの中で前滑りを起こしてしまいます。
「履き始めはいいけれど、歩いているとつま先が痛くなるし、かかとがぶかぶかして歩きにくい」という経験をされた方も多いと思います。我慢して履いていると足の指全体が折れ曲がってきたり外反母趾になったり、土踏まずやアキレス腱・ふくらはぎが張って痛みを覚えることがあります。また、靴が脱げないように歩くのでつまずいて転倒することがありますから気をつけたいですね。

賢いパンプス選びのヒント

こうした細い足の方がパンプスを選ぶ時に
・靴ヒモ(ギリータイプ)やベルト(ストラップ)のついたタイプ
・ヒールの高さは3~4㎝程度とし接地面積の大きいもの
・つま先のシルエットが過度に細くないもの などを目安にしてみましょう。

パンプスの履き心地を覚えましょう

ウォーキング等運動系の靴は長時間歩いても疲れにくい「機能的」な設計がしてあります。パンプスも足のことを考えた土台(靴型・木型)を使い吟味された素材で作られたものがもちろんあります。しかし、足元を華美に華奢に見せるための設計がしてあるので履き心地は機能的な靴と一緒にはなりません。パンプス本来の履き心地を足に覚えさせて、上手に履き分けたいですね。

華奢なパンプスで楽ちん満点に歩ける靴はありませんが、ご自分の足の特徴や疲労の感じ方と相談しながら上手に履けばこうした靴も楽しめます。くれぐれもたくさん歩きたい時に、こうしたタイプの靴を履かない事。これとても大事です。三喜屋ではあなたの足の特徴が分かる足の測定とカウンセリングを靴選びの前にさせて頂いています。

ちょっとオシャレにお出かけしたいけど足に合ったパンプスが見つからない。そんな方はこちらからどうぞご予約くださいませ…

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