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「足に合った靴がなかなか見つからない」とご相談を頂く方にお話を伺っていると、「よくつまづくんです」ということを言われます。

ゆるめの靴を履いて歩くと…

外反母趾やウオノメ等足に痛みを抱える方は「ゆるめの靴の方がラク」という意識が働くようですね。幅が広く容積もたっぷりとってある靴を選びがちです。こういう靴は長靴を履いているのと同じような状態になります。靴の中で足が前後左右に動き回ってしまいます。

足は知覚器官

足、特に足底はとても敏感な場所です。熱い冷たい・くすぐったい・固い柔らかいといった感覚を瞬間的に脳に伝達する「知覚器官」です。この働きででこぼこ道や坂道などを視覚と共同作業しながら歩いています。
ところが「ゆるい靴」を履くと 
・「靴が脱げそうに」感じ取るので中敷きをつかむように指先に力を入れて歩こうとします。 
・本来の歩き方「かかとからの着地」ができず、「つま先着地」の歩き方になります。
この歩き方を続けていると足が上がっているつもりでも実際はつま先から地面に触れるので、ちょっとした段差でつまづいたり転倒してしまいます。
また、指先に余計な力が入っているので、長歩きをすると足裏が痛くなることがあります。ふくらはぎ・むこうずねが張って疲れやすくなったり痛くなる方もおられるようですね。

足に合った靴を正しく履きましょう

つまづかずスムーズに歩くためには自分の足のサイズ・特徴に合った靴を選びましょう。ヒモ付きやベルト付きの靴の場合は足の甲部がしっかり留まるように履きたいですね。せっかく足に合っていても靴ひもやベルトがゆるいと快適な履き心地が得られません。
「ひもやベルトをしっかり留めるだけで靴ってこんなに軽く感じるんですね」―正しい履き方をすることでこんな感想を頂くこともあります。
ぜひ試してみてくださいね。

足に合った靴がなかなか見つからない、そんな方はぜひ三喜屋にご相談下さい

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