アメリカで1週間暮らして気づいたこと

アメリカで暮らして1週間ほど経ったので、「日本と違うな~」と思った様々なことを述べていきたいと思います。
最近は、初めて「 Lyft を使う」、「スーパーで買い物」、「レストランで支払い」をしました👶


コンビニ

日本のコンビニが恋しいです。
日本にいると、駅近くや大学近くなどでは、5分歩けば必ずと言っていいほど質の良いコンビニが見つかります。
おにぎりを買ってお昼ご飯を安くすませることができるし、健康的なサラダも買えるし、とても便利です。
しかし、アメリカではこんなに質の良いコンビニはない気がします。
私がまだ見つけてないだけかもしれませんが、日本のコンビニほど、言葉通り "便利なお店" はないと思います。

包装

全然開けません🦦
お菓子の袋が開かなすぎです。
そんなことありませんでした。たまにどうしても開かないのがあるくらいです。
とても細かい点ですが、、、
ジッパー付きのお菓子を開けるとき、日本だと上側を開けたときにはすでにジッパーが閉まっていて手が汚れませんが、アメリカだとジッパーが開いているので普通に手が汚れます。
こういう細かなところは日本が強すぎますね。

バス

思った通りではありましたが、時間通りには来ません。
バスの位置情報を知らせるアプリはありますが、正確でないことも多々あるため、あまり信用なりません。
わたしは今ホストファミリーのお家からCMUまでバスで1時間ちょい、乗り換え1回で通っています。
一番のネックは乗り換えです😂
乗り換え場所はダウンタウンなので、決して、きれいで安心な雰囲気ではありません。
そんな場所で、乗り換えのために、数十分も待たされるのが少し怖いです。
また、ピッツバーグは天候が変わりやすいため、いきなり雷雨になることがあります。
CMUに通い始めて2日目、大雨の中、ダウンタウンで30分ほどバスを待っていたのは本当に大変で、この先が不安になるほどでした。

また、首都高速みたいな速度を出す道路でも普通のバスが通ります。
最初は、公共のバスってこんなに速く走るんだ!って驚きました。

運転手は、ふつうに、仕事中に、キレます。
たまに、バスの道を塞ぐような動きをする車があると、Fワードを使って社内に響き渡る大声で、キレてます。
最初はそれがめちゃくちゃ怖かったのですが、もう慣れました。

運転が荒すぎます。
「交差点を曲がるときは減速するって習わなかったのかよ!」って叫びたくなるほどのスピードで角を曲がります😅
これの何が問題かというと、歩行者にとっては超恐怖なのです。
横断歩道がない道をささっと渡りたいときでも、交差点近くでは絶対渡ってはいけません。
日本では、車は、歩行者が走れば避けられるほどのスピードでカーブしてくるので、横断歩道のない道をちょっと渡るときに恐怖を感じたことはありませんでした。
少しマイナーな点ですが、本当に車がスピード出しすぎで怖いので挙げました。

食事

おいしいです🦦
私はジャンキーな食べ物が好きなので全然大丈夫です。
この間、この note を見て連絡をくれた方と、ピッツバーグ・サンドイッチを食べに行きましたが、量が少し多いくらいでふつうに美味しかったです🤗

ホストには
「あなたがアメリカンフード好きなのは知ってるけど、逆流性食道炎(Heartburn)になるから気をつけなよ~」
と言われました笑

知らない人と話しまくりです。
バスでは運転手さんと、スーパーでは店員さんと、大学にいる庭掃除の人と、よく挨拶をします。
How are you? から始まって、相手にも聞き返す。
それが礼儀のような感じなんですかね。
初めはめちゃくちゃ戸惑っていましたが、だんだんと、その空気に慣れてきましたし、朝から元気をもらえたりします。
挨拶のあとに談笑している人もたくさんいます。
私もさらっと英語で雑談できるようになりたいなと思いながら見てます😑

また、朝ダウンタウンでバスの乗り継ぎのために移動していると、そこら辺にいる車に寄りかかっているお兄さんに「Good morning!」と言われたりします。
その人が、忙しい朝に車に寄りかかっていろんな人に挨拶して、どういう意図があるのか、それともないのか、は謎ですが、元気をもらえます。

横断歩道で信号待ちしていると、前を通る車の中にいるひとから「Hey, lady!」とか言われます(笑)

挨拶って、大抵の人は「されたら返す」モチベーションはあると思うのですが、アメリカは「自分から声をかける」レベルの人が、日本より圧倒的に多いです。

人種

本当に日本と全く違います。
バスの乗り換えで歩いているダウンタウンでは、体感7、8割ほどが黒人です。
一方で、CMUの方に行くと、アジア系や白人の割合がぐっと上がります。
私がホームステイしているところもアジア系や白人が少し多い気がします。
歩いてて感じる雰囲気なので、私個人の主観ですが、ダウンタウンは少し怖く、他の場所は全然怖くありません。
街の雰囲気や空気の臭い(雰囲気ではなく本当に臭います)が、人種と関係していることを実感しました。

これは貧富の差とも関係しているはずです。
因果関係の正しいことはわかりませんが、裕福でないと大学にも行けないし、静かで落ち着いた街にも住めません。
実際、ダウンタウンで人を待っているとき、Do you have any changes? と声をかけられました。
あまりにも細い身体で、「飲み物を買うために小銭が欲しいの。」と。

教科書や本で読むのとは違い、経験することで、自分が今生きている世界にある問題は、自分とは無関係ではないと実感しました。
日本で悠々と暮らしていると、自分とその問題は無関係だと、切り離してしまいがちです。

他に、印象的だったのは、道路わきの広告です。
広告のモデルが3人いるときとかは、全員違う肌の色だったりします。
初めて見たときは衝撃的でしたが、暮らしている街の人に合わせて広告をつくるので当たり前ではあります。

あと、英語学習のために無料で英会話を教えてくれるところに弾丸参加してみたのですが、そこでは10人ほどが全員違う国から来ていました。
これもなかなか日本では見られない光景だなと思いました。

マイノリティ

空港のトイレ、大学のトイレで、女性用、男性用、に加えて、All Gender 用のトイレがふつうにあります。
日本ではたまに見かけるかな~とか、車いすの方や高齢者用のものはよくありますが、アメリカでは All Gender 用がかなりあるのではないかと。
それが、ふつう。という感じで。

日本ではトランスジェンダー女性が女性用トイレに入ったことに対して、シスジェンダー女性が不安の声をあげることが、少し前に問題になりましたが、日本では、どちらが悪いか、どちらが妥協するべきなのか、という議論になりがちな気がします。
誰かが我慢しなければならない状況が基本になっていると思います。
マイノリティ側が悪くなくても、社会システムが不十分なことにより、不満や批判の標的にされてしまう。
このような問題に対して、きちんと解決する社会なのかなと感じました。

トイレだけでなく、バスでも同じです。
車いすの方や脚が悪い方がバスに乗りたいとき、運転手がボタンか何かをピッと押すだけで、バスが傾いてスムーズに入り口を乗り降りできるようになります。
日本では車いすの方が電車に乗るときに係員を呼ばなければならないとかがありますが、あれって当事者からすれば少し気が引ける行動ではないかなと。

人ではなく、社会がきちんと責任を負って設備づくりをしていて、「引け目を感じる」、「迷惑をかけている」、という感情を持たせない社会の構成を目にして、とても素晴らしいと感じました。

まだ滞在して1週間なので正確なことはわかりませんし、アメリカと言ってもピッツバーグにおいての見解ですが、日本が見習うべき点だと強く思いました。

また、大学の女性用トイレには生理用品がいくつも置いてあります。
貧困問題とよく関連付けて議論されている印象ですが、裕福であるはずの人が通う大学に置いてあったのはすこし驚きました。
最初は、強面の警備員(?)掃除の人(?)が研究室のトイレを巡回しているのが少し怖かったのですが、その方が安心だと徐々に思えるようになりました。

最後に


バス通学が本当に大変だと思いましたが、社会勉強として色々と見学していると、見えてくるものがあります。
それに、街の空気感も、日本では気にも留めないようなことなので、3か月じっくり体験して、いろいろと考えたいと思いました。

最近は、note を見て連絡をくれた方と仲良くさせてもらっています。
日本人コミュニティは、何もできないアメリカ超初心者の私にとって、とてもありがたいです!
また、他にも、現地の友達作りのためにいろいろと大学外で参加する予定なので、その詳細も今度書こうと思います。
ちなみに、研究室には、ほとんど人がいない or ずっとヘッドホンして作業してる人が数人 or 研究の議論で白熱している、なので友達なんてできそうもないです。🤗

Pittsburgh Sandwich !! ホストは Pittsburgh の人たちを Pittsburgher と呼んでいて、バーガーの一種の話かと勘違いした(笑)


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