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週刊 ホテル田中新聞 Vol.5|~20.11.22

私も携わらせていただいている、Tourism Academy SOMEWHERE。HOTEL LOCUS 高田和大さんのインタビュー記事

・個の魅力を生かしてサービスをする
・個に頼らないサービスを作る

という二つのサービスについての考え方が書かれてありました。これに関しては今までお会いしたホテルスタッフの方々も意見が別れていました。"その人に会いに行くようなサービス"をよしとする人もいれば、”個に依存していては安定的なサービスは提供できない”と嫌がる人もいます。パッと考えて結論が出るテーマではないと思うのでホテル関係者飲み会があれば多いに語らいたいです!連休お疲れ様でした!!!

この新聞は、その週に配信された宿泊業界のニュースや記事についてヤイヤイ言うだけのコンテンツです。(強調)



1. かっこいいホテルユニフォームいいな

シタテル株式会社が沖縄UDS株式会社「ホテル アンテルーム 那覇」のユニフォームを制作したというプレスリリースです。サイトを見ていただくとわかるのですが、アートホテルに合うオリジナルミュージアムコートっていいですね〜!沖縄のホテルは”かりゆしウェア”が多いイメージですが(ほんまにイメージね!)ホテルのコンセプトとあった素敵なデザインです。メズム東京のユニフォームがヨウジヤマモトのブランドとコラボレーションをしていたりとホテルの特徴的なユニフォームが今後も増えていきそう。

働く人からすると、かっこいい制服はまじでテンション上がります。あと、ゲスト側から見てもユニフォームをビシッときてるとカッコイイんだよな〜〜!


2. ホテルの備品は驚くほど破損やトラブルが多い…

リーガロイヤルホテルの地下にある秘密部屋…そこは備品を修理するための専用の部屋だった・・・!というテレビ番組の内容を紹介する記事です。ホテル…本当に備品がよく壊れるんですよね、、、これは働き始めて驚いたことの一つです。ベッド上部に置いてあるライトが、水回りが、グラスが、ソファーが…ありとあらゆるところが壊れたり破れたりします。大きなホテルだとその度に業者に出していてはコストが莫大にかかるので専用の部署があるんですね。

『リーガロイヤルホテル大阪』では開業当初から管理部施設課という部署があり、たった25人のスタッフで、1041室もある客室の全てを点検・修繕しているんです。

1041室、、、私が働いているホテルが33室なのでここまで規模は全く想像できませんが大変そうだな〜〜宿泊するゲストが快適に過ごすためにハウスキーピングと同じくめちゃくちゃ重要な業務です。


3. ナバテア人の古代建築技術にインスピレーションを受けたホテルが異次元だった

建築家ジャン・ヌーベルが、サウジアラビアで岩山を彫って建設するホテルのデザインについて公表したみたいです。ナバテア人の建築技術にインスピレーションを受けているらしく、ナバテア人とは、2007年に選出された「新・世界七不思議」の1つである古代の都市ペトラを築いた人々のこと。

もう、よく分からんので記事を読んで・・・ホテルって何???となる建築物。もうスターウォーズに出てくるような異星人がスタッフとかしないと世界観と合わないよ・・・


4. マイクロツーリズムの考え方

日本の都市工学の第一人者であり、現在は國學院大學新学部設置準備室長を務める西村幸夫教授のアフターコロナにおける「観光を起点としたまちづくり」についての記事。

観光というと、新たな施設やお店、あるいは何か新たなまちの魅力を用意してPRすることも多いですが、このやり方だと、そのまち固有の魅力が出づらい。他の地域に似た既成の観光商品になってしまう。むしろ、元からあるまちの歴史や魅力を磨き直す方がはるかに効果的です。大きな投資は必要なく、しかもその地域にしかない個性が出る。まちの歴史を紐解けば、ひとつとして同じ地域はないのです。

マイクロツーリズ。今年、宿泊業界にいる人は山ほど聞いてきた言葉です。自分の住む街や近隣を巡る短距離観光のことをいいますが、今まであまり意識してこなかったからか”新しいこと”として何かしようと考えがちです。そうではなく、まちの歴史を紐解くことでその土地だからこその魅力を見つける重要性を説明されています。次回の記事も楽しみだな、、、


「週刊 ホテル田中新聞」は発行者の趣味なので、今後も無料で配信します。なので、ちょっとでも読んで良かったなと思えたら、♡を押していただけると喜んで更新ができそうです😂 また来週~~!


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