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【思考法】MECE(ミーシー)

MECEは、
・Mutually (相互に)
・Exclusive (重複がなく)
・Collectively (包括的に)
・Exhaustive (網羅されている)
の頭文字をとった言葉です。
もともとはコンサルティング会社のマッキンゼーが発祥とされるフレームワークです。物事や問題を「漏れなくダブりなく」分類する思考法です。
論理的思考でよくある漏れとは、「考慮漏れ」がそれにあたります。
例えば、集合の全体が{A1,A2,B1,B2}のとき、
{A1,A2,B2}では「B1が漏れている」ことになります。
{A1,A2,A2,B1,B2}だったら、「A2がダブっている」ことになります。
MECEに考えることで、全体的な視点から必要な要素を整理し、論理的に問題解決にアプローチできます。

MECEは、ビジネスやマーケティングの分野で広く使われています。
MECEに考えるための手法としては、トップダウンアプローチとボトムアップアプローチの2つがあります。トップダウンアプローチは、全体像から詳細に分割していく方法で、全体像が明確に定義できるときに有効です。ボトムアップアプローチは、詳細から集めて全体像を描く方法で、未知の分野の場合に有効です。MECEに考えるコツは、どのような切り口で分類するかを目的や課題に沿って決めることです。また、複数の切り口を混在させないことも重要です。

参照リンク
1: MECE(ミーシー)とは? 具体例・手法・フレームワーク - ロジカルシンキングのコツ

2: MECE(ミーシー)とは? ロジカルシンキングで使うビジネスの思考

3: 思考法・自己開発編①~1.MECE 2.ロジックツリー 3.マトリックス

4: MECE(ミーシー)とは - コンサルタントの思考法

5: 論理的思考の基本「MECE(ミーシー)」とは?考え方やメリット


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