「言い訳」と「理由の説明」の違いはどこ?
みなさん「言い訳」と「説明」の違いって、説明できますか?わたしの中で、ずっと疑問です。
具体的に、こんなことがありました
ずっと以前のことです。人間関係でゴチャゴチャがありました。
わたしは、その人(仮にAさんとでもしましょうか)に、重めの内容のメールを送りました。
Aさんから、返信が来ませんでした。
わたしは(Aさんに軽んじられている。もう交流はムリだ)と思って、絶交しようとメールしました。
後にAさんとやり取りをすることがありました。過去の自分の行為が、大人げなかったように感じたので、謝罪をしようと思ったからです。
すると、Aさんからメールが来ました。理由については、ここでは深く論じませんが、メールを送っている暇がない状態だったらしいのです。
ただ、問題なのは、下記の文章が添えてあったことです。
「言い訳と思われたくなかったから、事情は言わなかった」
わたしが感じたこと
えええええええええええええええええええええええええええええ!
ちょっとおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!
それは「言い訳」ではなくて、「状況説明」だと思うんですが!?
こっちは、理由も分からないまま、待たされっぱなしにされてたんですよ。せめて、「今は事情があってメールできない」と一言ほしかった……。
でも、おそらくですが、当時の彼女は、わたしのことを信頼していなかったんだと思います。彼女が置かれている状況について、積極的に理解しようと出来ないニンゲンだと思われたのでしょう。仕方がありません。
同時に、わたしも彼女のことを、心から信頼して待つことが出来なかったということです。
ちゃんと説明は聞きたい……
このように、一方の人間にとっては「みっともない言い訳」でも、もう一方の人間にとっては「状況説明や理由の説明」として、知っておきたい情報だったりします。
例えば、何かをされた時に、きちんと理由を説明してもらえたら、納得できることもありますよね。(全てとは言いませんが)
「言い訳」と「説明」についての具体例
ところで……。
「説明」と「言い訳」は、何が違うのでしょうか。
コップを割ってしまって、「手が滑ってコップを割った」と言った場合、これは「説明」とも「言い訳」とも取れますよね。
わたしが思うに、「言い訳」と「説明」の差を産むのは、聞き手がわの感情なのではないでしょうか。
例えば、恋人に裏切られたと感じたら、どんな説明を受けたところで「言い訳しないで!」と、なりますよね……。
もしも、恋人に対して、とんでもなく冷静沈着な態度をとれるのなら、相手の言葉を「説明」と捉え、「その説明で、わたしが納得するとでもお思いですか?」とか、「それは理由になっていませんよね」だとか、あるいは「あなたの気持ちを理解することはできます。しかし、許すかどうかは別です」と言ったリアクションが出来ると思うのです。
(たぶん、こういうのは机上の空論と言うのだと思いますが)
「説明」が「説明」として成立するためには
「説明」が「説明」として成立するためには、少なくとも、聞く側が「聞く耳」を持つことが前提ではないかと思います。
この文章は、あくまでも「わたしはこう思っています」という状況です。
いろんな考え方があると思いますので、これを読んで下さった皆さんの、お考えを聞かせて頂けますと幸いです。
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