ほろ苦い経験がちょっと役に立ったかもしれない。
人生で1回だけ、遠距離恋愛というのを体験したことがある。
その時の経験が、今日、職場でのコミュニケーションに役立った。
職場の人をAさんとする。Aさんは、家族の異動の関係で、何回も遠距離の引っ越しを経験したという。
大阪への引っ越しの際は、東海道新幹線を利用して、すごく大変だったそうだ。
その大変さ、すごく理解できた。共感しまくり。「分かる―分かる―!」の連呼で、イイ雰囲気で会話ができた。
というのも、くだんの遠距離恋愛で使っていたのが東海道新幹線の「こだま」だったから。
恋人との別れを惜しみながら乗り込む、夜遅い「こだま」の、東京行き。
車内はガラガラに空いていて、3列シートのひじ掛けを全部あげて、長いソファみたいにして足を投げ出して座っていても、乗務員さんは何も言わずに素通りしてくれた。
新横浜の駅で、最終の新幹線に飛び乗ったこともあったな。同期に駅まで送ってもらって、定期券で駅に入り、新幹線の改札を疾風のごとく駆け抜けたよね。
「車内で特急券を買うので通してください!」って、改札の係の人に向かって叫んだっけ。
われながら、すごい。
係の人もスパッと通してくれたよ。ありがたいねー。
本来だったら、新幹線の乗車券とか購入した上で、改札を通るモノよね……。
ほんと、今になって思い出しても、JRの人には感謝です。そんな思い出。(あれ?話題が変わったな)
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