Miki Sugi

カナダで娘と生活中。オンタリオ州の正看護師として内科病棟で働いてます。

Miki Sugi

カナダで娘と生活中。オンタリオ州の正看護師として内科病棟で働いてます。

最近の記事

女性側の学びや収入アップを応援してくれてこそのパートナー

パートナーのキャリアや収入アップ、学ぶことを応援するなんて当然だと私は思っていますが、あえてこれについて書いてみます。 それというのも、カップルや夫婦で、女性側の収入や学歴が高かったり何かしら学ぶことに対し、男性側が素直に喜んだり応援できないような書き込みをSNSで見かけたので。 私のパートナーは学士持ちですが、私がキャリアアップのために通っている大学院を卒業した際には私が修士持ちとなり、あえて比べるとしたら私の学歴の方が高くなります。 収入も今は彼のほうが上ですが、私が

    • カナダの虫歯治療は痛みゼロ

      先日虫歯の治療に行ってきました。 虫歯ができていたと言っても痛みは特になく、レントゲンを撮ったら虫歯があるとわかったくらいの虫歯だったので処置自体はとても早く終わったのですが、こんな軽い虫歯でも、きちんと局所麻酔をしてくれます。 局麻の時はもちろん小さい針が歯茎に刺さるのでほんの少しちくっとはしますが、痛いというほどではありません。 ちなみに歯医者では局麻をすることを、Freezeすると言います。 虫歯はCavity または tooth decay と呼ばれます。 局麻

      • どうして日本人は、他の人にも同じ苦労を求めるのだろう

        日本で看護師として働いている時に先輩達に言われた、私たちの時はもっと大変だった、あなたたちは楽でいいわね、という言葉。 ただ事実をのべてるだけなら気にはしないのですが、そこに、自分達がしてきた苦労を私達もするべきだという気持ちが入っているのを、言葉の端々に感じていました。 これが昔から腑に落ちませんでした。楽になるのがどうしていけないのか。 昔は昔、今は今です。 効率的にやれることが増え、空いた時間を他のことに使えるなんて、良いことに決まってます。 これが日本の中だ

        • 子供時代、英語の授業で正しい発音を教えられていたら…

          カナダ8年目になりますが、相変わらず英語は苦手です。 仕事で英語を使っているけれど、同僚と雑談してると何を言ってるのかわからないことも、ちょくちょくあります。 日本で30才過ぎから英語をやり直してきたけれど、カナダにきて困ったことのひとつが、英語の発音。 正しい発音を学んでこなかったので、かなり苦労しました。 カタカナ発音の「ナース」が通じない、ナーシングと言ったらnothingと聞き間違えられる、siとshiの発音が混じってしまって、city がshittyに、sitがsh

        女性側の学びや収入アップを応援してくれてこそのパートナー

          スコットランドで魚介といえばここ

          スコットランドにオーバン(oban)という小さい港町があります。 新鮮な魚介類を食べられるということで有名なところ。 ここに、グリーンシャックと呼ばれる、ローカルの新鮮な魚介が食べられる店があると知ってから、必ず行こうと思っていました。 ついにそれが叶いました。 2人前用の、ロブスター入りのシーフードプラッター。 ロブスター、カニの爪、ホタテ、ムール貝、小さいエビとサーモンが盛りだくさんに入っています。 レストランのような食べるスペースはありませんが、店のすぐ横におい

          スコットランドで魚介といえばここ

          カナダオンタリオ州、medicine病棟の正看護師の1日

          カナダで働きはじめてからあっという間に五年経ちました。 Medicine病棟という、日本でいう一般病棟のようなところで働いてるのですが、その一日の流れと、私が考えるカナダで看護師として働くメリットデメリットを紹介。 日勤 6:45-50 出勤、夜勤から申し送りを受ける 7:00 受け持ち患者さん(4~5人)の部屋をまわり患者さん達をチェック、自己紹介 7:00~7:15 ざっと電カルと最新の医師ノートをみて、オーダーをチェックし、本日の検査等確認 7:15~

          カナダオンタリオ州、medicine病棟の正看護師の1日

          「隣の芝は青い」 最高の場所なんてない

          スコットランド旅行がとにかく楽しかったんです。 休暇なので仕事をしなくていいのがその楽しさにもちろん貢献するけれど、それ以外にもいろいろありました。 山や木が豊富(うちの地域は山がすぐ近くにない) 海にすぐ行ける(オンタリオには海もない) 魚介類が美味しい(オンタリオには海がないから新鮮な魚介もほぼない) 水が美味しいし軟水なので髪も肌もツヤツヤに(うちの地域は水が不味いので有名、硬水で髪がガサガサ) 昔のお城が沢山(カナダは城が少ない) エジンバラもだけど、小

          「隣の芝は青い」 最高の場所なんてない

          日本人にない西洋文化の家族の仲の良さ?

          スコットランドの彼氏家族をみてると、家族間の仲の良さ、愛情表現の仕方が、日本人とはまた違うのがはっきりみてとれます。 愛情表現の仕方がダイレクトでハグ文化でもあるので、家族で集まった時は、私も娘も彼氏のお兄さん達やお母さんからぎゅっとハグされ頬にキスされたり。 カナダに来た当初に出来た韓国出身やルーマニア出身の友達からハグされたときはかなり驚いたのですが、それも今では普通になり、仲の良い友達や、彼氏の家族とのハグはあたたかくて好きです。 ちなみにカナダにいるからといって

          日本人にない西洋文化の家族の仲の良さ?

          とにかく美しいスコットランドのスカイ島

          スコットランドには島がいくつもあって、スカイ島はそのなかでも大きく、観光地として有名な場所。 壮大な自然が美しい、と言葉にすると全く感動が伝わらないのだけど、目の前の景色にとにかく目を奪われる。 緑の山々と、そこから流れる小川や岩、湖と海。 この感動は写真を見るだけでは得られない。 その場に行ってみないと経験できないもの。 スカイ島にあるフェアリープールと呼ばれる場所もひとつの目的だったけれど、あいにくの雨でどこがフェアリープールなのかよくわからなかったが、雨でもハイ

          とにかく美しいスコットランドのスカイ島

          スコットランドで日本人の自分が英語を話していることの不思議さ

          彼氏がスコットランド出身で、今回のスコットランド旅行は彼氏の姉夫婦や兄夫婦の家に泊まらせてもらっている。 お姉さんの家にはウイスキーやらジンやら沢山おいてあって、お姉さんの夫がカクテルも作ってくれる。 せっかくスコットランドにいるので私はウィスキーを試しているけれど、ひとくちにウィスキーといっても味はいろいろ。 飲んでいい気分になりながら、今のこの状況、日本人の私がスコットランドで彼氏家族と英語を使ってコミュニケーションを取っている、ということの不思議さに想いを馳せる。

          スコットランドで日本人の自分が英語を話していることの不思議さ

          彼氏の家族の家に泊まらせてもらってるんだけれど、沢山お酒がおいてあるので色々と試してる。リコリスのキャンディーは好きではなかったけど、お酒だもけっこういける!

          彼氏の家族の家に泊まらせてもらってるんだけれど、沢山お酒がおいてあるので色々と試してる。リコリスのキャンディーは好きではなかったけど、お酒だもけっこういける!

          トロント空港

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          シングルマザーだというだけで、男に捨てられた、まともでない、などと言ってくる人達

          前にTwitterをやってたときに、私が未婚でシングルマザーになったという事実だけで、男に捨てられたからこんなんなんだとか、未婚で産むようなやつがまともなはずない、とかいう人達がいました。 とても短絡的な、偏った考えをする人がいることに驚きました。 まず、女が男に捨てられたという固定観念?ですが、全てがそうとは限らないのは、誰にでもわかります。 死別の場合もありますし、母親側の理由で別れる場合、お互いの合意の上で別れる場合もあります。 こういう関係性においてはケース毎に理

          シングルマザーだというだけで、男に捨てられた、まともでない、などと言ってくる人達

          突然のプレゼントはノートパソコン

          ノートパソコン、仕事だけならあまり使わないので、数年前に友人から譲ってもらってたのをずっと使っていました。 かなり古く、立ち上がるのも何するのもかなり遅かったので、大学院が始まるときにノートパソコンかiPadを買うか考えて、仕事中に少し勉強などするだろうから小さく持ち運びが簡単なiPadを買いました。 iPadで宿題や学校関係は何とかなると思っていました。 ところが、コースの中にiPadで受けられないテストがあったこと、エッセイを書くときに、iPadでWordをうちつつ論文

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          シングルマザーの恋愛で一番重要なこと

          出会い系アプリで出会った彼氏と付き合い始めてから早4年が経過しました。 巷では、シングルマザーの彼氏や配偶者が、そのシングルマザーの子供を虐待するという、悲しい事件をよく聞きます。 母親側も、子供を助けなかったり、子供を虐待してる彼氏や夫と別れなかったり、信じられないことばかりです。 その母親自身が虐待の被害者である場合や、色々な理由で別れられない事情があるのだとは思いますが、子供のことを第一に考えるべきですし、子供が被害に遭わないようにと願わざるを得ません。 さて、私は

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          カナダの歯医者で驚くこと

          数年前にかかりつけの歯医者を見つけました。 グーグルマップで、自宅から歩いていける近所の歯医者を選んだのですが、良い歯医者さんなので娘とともにお世話になっています。 カナダで始めて歯医者にかかった時にびっくりしたのが、歯科医と歯科助手が、私の歯をやってる間、ずっと話してること。 時々私に質問を投げかけてくるのですが、こっちは口を開けたままで微かに頷くことしかできません。 日本だと歯医者さんが助手さんと仕事以外のことを話してるということはありませんでした。 看護師をしていて

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