Miki Sugi

カナダで娘と生活中。オンタリオ州の正看護師として内科病棟で働いてます。

Miki Sugi

カナダで娘と生活中。オンタリオ州の正看護師として内科病棟で働いてます。

最近の記事

突然のプレゼントはノートパソコン

ノートパソコン、仕事だけならあまり使わないので、数年前に友人から譲ってもらってたのをずっと使っていました。 かなり古く、立ち上がるのも何するのもかなり遅かったので、大学院が始まるときにノートパソコンかiPadを買うか考えて、仕事中に少し勉強などするだろうから小さく持ち運びが簡単なiPadを買いました。 iPadで宿題や学校関係は何とかなると思っていました。 ところが、コースの中にiPadで受けられないテストがあったこと、エッセイを書くときに、iPadでWordをうちつつ論文

    • シングルマザーの恋愛で一番重要なこと

      出会い系アプリで出会った彼氏と付き合い始めてから早4年が経過しました。 巷では、シングルマザーの彼氏や配偶者が、そのシングルマザーの子供を虐待するという、悲しい事件をよく聞きます。 母親側も、子供を助けなかったり、子供を虐待してる彼氏や夫と別れなかったり、信じられないことばかりです。 その母親自身が虐待の被害者である場合や、色々な理由で別れられない事情があるのだとは思いますが、子供のことを第一に考えるべきですし、子供が被害に遭わないようにと願わざるを得ません。 さて、私は

      • カナダの歯医者で驚くこと

        数年前にかかりつけの歯医者を見つけました。 グーグルマップで、自宅から歩いていける近所の歯医者を選んだのですが、良い歯医者さんなので娘とともにお世話になっています。 カナダで始めて歯医者にかかった時にびっくりしたのが、歯科医と歯科助手が、私の歯をやってる間、ずっと話してること。 時々私に質問を投げかけてくるのですが、こっちは口を開けたままで微かに頷くことしかできません。 日本だと歯医者さんが助手さんと仕事以外のことを話してるということはありませんでした。 看護師をしていて

        • 来週からスコットランド旅行。 彼氏のお母さんが、ミキと娘に会えるのをとても楽しみにしてる、スコットランドに着くのが朝だから朝食用意して待ってるね、とメッセージをくれた。 私も本当に楽しみ。 彼氏の家族が素敵な人達だというのは嬉しいボーナス。

        突然のプレゼントはノートパソコン

        • シングルマザーの恋愛で一番重要なこと

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          カナダの素晴らしい医師

          私が日本で一緒に働いていた医師達の中にも、もちろん素晴らしい人がいましたが、カナダの医師達も素晴らしい人が多いです。 最近のカナダの私の病棟に来てくれた医師は、ENT(ear, nose, throat=耳鼻咽喉科)の専門医。 普段はうちの病院のなかにはいないので、近所の別の病院から患者さんを診に来てくれてたのですが、病棟を去る時に、患者さんのことで懸念があったらいつでも電話してくれていいからと言い残していきました。 深夜3時に懸念がありコールしたら本当に快く来てくれ、処置

          カナダの素晴らしい医師

          カナダの医療システムと医療崩壊

          カナダの医療システムは、日本と比べると不便に感じることが多いです。以下にそのシステムの概要をまとめます。 ファミリードクター制 1. 開業医がない 日本のような開業医は存在せず、ファミリードクター制を採用しています。体調などで心配がある場合はまずファミリードクターに予約を取り、必要なら処方、検査オーダー、専門医に紹介されます。持病のフォローアップもファミリードクターがやります。専門医やMRIなどの検査は予約に時間がかかり、数ヶ月待つこともざらです。 オンタリオ州では、

          カナダの医療システムと医療崩壊

          カナダの医療崩壊とナースプラクティショナーのリーダーシップ

          本日は大学院の授業のレクチャーに参加。 ナースプラクティショナー(NP)によるリーダーシップと題して、現在取ってるクラスのインストラクターである、経験豊富なNPから色々と学び、かなり刺激を受けた。 カナダはアメリカよりも20年ほど遅れているそう。 20年前にアメリカの大学院を出てNPになったこのインストラクターは、当時医者の指示なしで、麻薬も処方し、診断し、赤ちゃんを取り上げ、処置もやりと、かなり色々とやっていたそうだ。 それがお隣のカナダに来たら、NPはなにもできない。

          カナダの医療崩壊とナースプラクティショナーのリーダーシップ

          子供の頃の夢が叶うのかもしれない

          中学生の頃は、人を助ける仕事をしたい、医者になったら人を助けられる、医者になりたい、などと思っていました。 そこから医療系の仕事につくことを考えていたのですが、高校の成績が全く振るわず、結局、医療系の職種の中でも偏差値が一番低く、当時の成績で確実に狙える看護師を選ぶことにしました。 本当はあまり看護師にはなりたくなかったんですが、手に職をということで仕方なく、という思いがありました。 それが生涯にわたるキャリアになるのだから、人生とは面白いものです。 さて、現在私は、ナース

          子供の頃の夢が叶うのかもしれない

          女性社員がお茶を注ぐ行為

          彼氏が中国出張中。 彼が報告してきた話で面白いなと思ったものを共有します。 かなり驚いて報告してきたのが、会社のミーティングルームにいたときに、女性社員が入って来て、彼氏の湯呑みにその社員がお茶を注いでいったこと。 彼氏が、急須は彼の手の届くところにあって欲しければ自分で注げるのに、なぜわざわざ彼女が一旦自分の仕事を中断してお茶を注ぎにくるのかと。 日本と同じような感じだろうと推測すれば私にとって特に驚くことではないけれど、彼氏は本当にびっくりしたよう。 ホスピタリティーの

          女性社員がお茶を注ぐ行為

          働き者の中国の人達

          彼氏が今中国に出張にいっている。 ホスピタリティーがすごいらしく、空港出迎えはもちろん、週末には観光に連れ出してくれ、フルーツを差し入れてくれたり、スーパーに連れてってくれてスナックを買ってくれたり、至れり尽くせり。 中国の人達はとてもフレンドリーで親切だと聞いたことがあるけれど、それを裏付けるような彼氏の話である。 これはあくまで、彼氏の会社と提携してる中国にある企業の話なので、他の会社や他の地域は違うのかもしれないけど、彼らは週6日働いている。 休みは日曜日のみ。 朝8

          働き者の中国の人達

          働いてたら英語は自然に話せるようになるか

          先日韓国出身の新入職のナースと話してたときのこと。 彼女が、やはり英語が大変だと言う。 わかるわかる、私もそうだったと言ったら、あなたは英語がそんなに話せるのに?と。 今でこそ、そこそこ話せ聞き取れるようになった英語だが、働きはじめは本当に大変だった。 医師が電話で私の英語を聞き取ってくれない、ミーティングでたくさんの人と話していると何を言ってるかわからず後で誰かに確認しなければならなかったり、患者さんの言ってることがわからず同僚に助けてもらったり。 今だって聞き取れないこと

          働いてたら英語は自然に話せるようになるか

          ルポ 若者流出

          しばらく前に、当時朝日新聞の記者をしていた堀内さんから声をかけられて、私が日本を出た理由、という海外に在住している人達の話の特集のひとつとして、記事を書いてもらいました。 その反響が大きかったとのことで、内容が少し付け加えられて本になりました。 一番はじめに私のインタビューをもとにした記事をのせてもらっています。 こうやって記事になってみるとなんだかカナダ移住が特殊な気もしますが、自分としては、これをやってみたい、できるかな、と思いつきから始まったカナダで看護師として働く

          ルポ 若者流出

          付き合ってる相手と同居してないとパートナーとは呼べないのか

          デーティングアプリで出会った彼氏と真剣に付き合い始め、4年目を迎えました。 今のところ別れることもなさそうですし、どちらかが死ぬまで一緒にいそうだなとお互い思ってるので、人生を共にするパートナーと呼んでもいいのかなと思ってます。 まぁ先のことなんて誰にも分かりませんが…。 昔Twitterで、一緒に住んでないならパートナーじゃないなんて言われたことがありましたが、果たして別居してたらパートナーではないのでしょうか。 私は同居別居と関係性は別物だと思ってます。 私の場合は

          付き合ってる相手と同居してないとパートナーとは呼べないのか

          運は引き寄せられるのか

          運も実力のうち、とはいいますが、私は個人的には実力には入らないのかなと思ってます。 実際に私は運が良い方だと思ってるんですが、実力というよりも、人との縁を大切にすること、自分のなかで後悔しないよう考えられるすべてのことをやってみることが大切だと思っていて、これらが私の運を引き寄せてくれたように思います。 人との縁に関してですが、カナダに来てから特に、手を差し出してくれる人達に遠慮しすぎずお世話になり、助けてもらったことを忘れずに連絡を取り合うようにする、感謝の気持ちを述べ

          運は引き寄せられるのか

          プロム

          海外のドラマなどで見たことがあるかもしれませんが、カナダでは高校最後の年に、プロムと呼ばれるパーティーが開催されます。 付き合ってる人同士で行くもあり、友達と行くもあり。 フォーマルなドレスやスーツを着用して、生徒で集まって踊ったり食べたり話したりするパーティーです。 娘が先日そのプロムに参加しました。 娘が小柄なこともあり、ドレス探しは難航し、結局オンラインでドレスをオーダー。 背中で調節がきくようなタイプを選び、娘が好きな色の娘によく似合ったドレスを頼むことができ

          大学院を始めてあっという間の一年

          去年の5月にナース・プラクティショナーになるための大学院プログラムを履修し始めてから、あっという間に一年が経ちました。 パートタイムで大学院をやってるので、1セメスターが4ヶ月(それぞれ4ヶ月目はお休み)ですが、1セメスターに一つずつコースを取っており、今は4コース目です。 5つ目のコースがフィジカルアセスメントのコースになるのですが、それまでに取らなければならない4つが、pathophysiology/pharmacology (病態生理学/薬理学)の1と2、evide

          大学院を始めてあっという間の一年