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ラグビーの夏の聖地『WE ARE スガダイラーズ』プロジェクト

2020年夏
今、ラグビー夏合宿の聖地「菅平」が危機だ。

例年なら1年のうち夏の間に、800チーム以上が合宿する、まさに「ラグビー夏合宿の聖地」菅平に、今年はわずか30チーム、しかも例年よりも期間を短縮して合宿をすることとなっています。

合宿場所として宿泊施設とラグビー場を提供する企業にとっては、「チームが来ないことによる収入減」。合宿場所でなくても観光客を泊めるホテルは「ファンが来ないことによる収入減」。食堂やショップは「選手・関係者・ファンが来ないことによる収入減」。直接商いをしなくても、軒先に自販機を設置している人だって「選手・関係者・ファンが来ないことによる収入減」。

一方で、ホテルや店舗、ラグビー場の維持費のうち、人が使用しなくても掛かる固定費は変わりません。

菅平で商いを行う全ての人たちにとって、経済的に厳しい夏となっています。

『WE ARE スガダイラーズ』プロジェクト

苦しい菅平で、自ら状況を打開しようと『WE ARE スガダイラーズ』プロジェクトが立ち上がりました。

目標金額は50,000,000 円(五千万円)。それは、菅平のホテルや旅館を守る、菅平高原旅館組合の運営費の60%にあたる金額。今年の合宿のキャンセルにより、全体では20億円以上の減収となっている中では焼け石に水かもしれません。

それでも、人が来ないことで活気が戻らない、気持ちが下がる中で、せめて来年への希望を託すクラウドファウンディングとなっています。

あなたにとって「菅平」とは何ですか?

現役のラグビー選手にとっては「今年も行くはずだった場所」
かつてのラグビー選手にとっては「(思い出したくない)思い出の場所」
ラグビーファンにとっては「憧れの選手に会える場所」

クラウドファウンディングのページの応援メッセージを見ていると、人の数だけ、思い出とストーリーがある場所なのだと分かります。思わず涙がこぼれそうになるメッセージもあります。

とくに学生時代にラグビーをやっていた人にとって、毎年下山するときに「二度と来るものか」と思うそう。それでもまた翌年、何かに惹かれるように山をもぼります。そして死に物狂いで練習する。それを受け入れるのが菅平です。

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私と菅平

思い出は・・・ありません(笑)。

ラグビーファン歴20年以上にもかかわらず、これまで菅平の合宿の見学に足を運んだことがありません。こんなことを言うと「今だから」と言われそうですが、ラグビーワールドカップ出会った仲間に誘われて、今年 2020年に初めての菅平に行こうと計画をしていた矢先でした。

菅平高原内のラグビー場マップをダウンロードし、ホテルの位置と徒歩またはレンタサイクルで行ける範囲にあるラグビー場をGoogleMapで検索しました。

だが、このコロナ禍。都会から危険を持ち込んではいけない、と断念しました。

だから、私にとってはこれから思い出を作る場所です。思い出を作る菅平が素晴らしい場所であってほしい。素晴らしい場所であってくれないと困る。

菅平を応援しよう

未来のラグビー選手のために、なんてキレイなことを言いたいけれど、私の本音は  "未来の自分" のために『WE ARE スガダイラーズ』プロジェクトを応援しています。

これまでお世話になったお礼でも、私と同じくこれから行く投資でもいい。自分の子供や孫のためでもいい。

菅平を応援しよう。

記事とプロジェクトにご興味を持ったら、「スキ」や「拡散」いただけると嬉しいです。ご協力お願いします。

(あとがき)
写真は小平健太郎さんからお借りしました。ありがとうございます。

サポートは「#スポーツ止めるな2020」活動資金、その他ラグビー関係のクラウドファウンディングや寄付に充てます。「いいな」と思ったら、サポートをお願いいたします。