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おこりんぼさんには、つける薬がないかもしれない

どの世界線にも、むやみやたらと怒っている通称「おこりんぼさん」が存在すると思っている。
いつも誰かに対して怒りを覚えていて、なんだか大変そうだ。
私は学生の頃、好きな人以外には嫌いな人しかいないと思って生きていたので、おこりんぼさんは「嫌いな人」に分類していたし、関わらないように生きてきた。
でも、社会人になるとどうしても関わりを避けるわけにはいかないおこりんぼさんが出てくる。
そんなこともあって、嫌いじゃ済まされない人もいると社会人になって知って(遅い)、それから少し経験を重ねて分類が、好きな人・嫌いな人・どうでもいい人・可哀想な人の4つに分類できるようになった。
分類するのには理由があって、相手を観察して理解する能力を高めるためだ。
好きな人は変わらず好き。
嫌いな人は、顔も見たくないし関わり合いたくもない。友人にも宣言しておいて、その人が来るなら私は行かない、そのくらい嫌い。ただ、分類が4つになった段階で、かなり、本当にかなり少なくなった。
どうでもいい人は、嫌いと思っていたけれど、一緒にランチするくらいなら大丈夫だし、私には何の影響を及ぼさない。気にもならない。

問題なのは可哀想な人。
私の中でここに分類する人は、ある意味嫌いな人よりもタチの悪い人で、おこりんぼさんもここに分類することが多い。
でも、それには理由がある。

まず、おこりんぼさんの特徴は、大抵なんで怒っているんだか理解ができないことが多い。
結構呑気な私だって怒ることはあるのだから、理由があって怒っている人はおこりんぼさん認定はしない。
でも、おこりんぼさんは本当に困ったちゃんが多いのだ。
面倒ではあるけれど、攻略していくことが自分のストレス軽減にもなるので、結構観察してきた私。
その中でも、こう言う人が多いというのをご紹介したい。

【自分が一番すげーんだぜタイプ】
誰よりも自分が一番優秀だと信じて疑わないタイプ。
たいてい、どこが凄いか全然わからない自慢話を持っていて、試験に落ちても問題が悪かったとか言っちゃうタイプ。そして試験に合格した人に対して「あんな奴よぉ〜」と怒っている。
こういう人には「すごいすごい」「強い強い」と言っておくこととする。

【イタイところ突かれてムカっとしちゃうタイプ】
これは人間ならよくあることかもしれない。
ただ、おこりんぼさんに分類される人の特徴は、イタイところが多すぎて、突きどころ満載なために指摘される回数が多いのだ。
何度も指摘されるんだから、自分の悪い点を認めて正す努力をすればいいものを・・・
こういう人は、イタイところを見つけてしまっても「私は可哀想な人と関わっているんだから・・・」と自分が大人になるしかない。

【やべっ!バレてる!タイプ】
イタイところタイプと少し似ているが、こちらは完全に悪人。
何かしら隠し事をしていることが多くて、指摘されたら怒り出す、放り出す、とりつくろって隠蔽する、という感じ。
小さなことで言えば、サボっていることがあって、それが見抜かれた時なんかに怒っているタイプ。もっと悪いこともしてる時もあるから要注意。
こういう人は、正直言っていつか警察のお世話になってしまうことも鑑みて、会話をメモしたりという対策が必要。そして証拠固めを行なって、最終的にはハチの一刺しくらいの勇気を持っておく必要がある。怖い時は見て見ないふりでも仕方ない。


もちろん他のタイプも居るにはいるけれど、どこまで書いても「おこりんぼさんにつける薬はない」ということ。
嫌いな人に分類すると、嫌いだから喧嘩になってしまうことがあるので、そこには分類しないように努めた方が良いこと。
本当に、可哀想な奴だと思うしかないということ。
そして、自分の身に危険が及ぶ可能性も秘めた恐ろしい生き物(妖怪かも)なので、注意して対応していただきたいと思います。

そんなおこりんぼさんに出会ってしまったらストレスになると思うので、まずは
「私は可哀想な人を相手にしているんだな、大きな心で接しないと」
と、自分を数段上にあげておくことをお勧めします。
あとは、その日直後には辛いものを食べて汗をかくと良いです。ストレス発散になりますので。


自家製ラー油を作って、自宅で麻婆。
おこりんぼさんに遭遇してしまった日、辛い辛い麻婆豆腐を食べました。

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