言葉や行動はシチュエーションに紐付く

「立場が人を育てる」や「地位は人を作る」という言い伝えがありますが、言葉や行動って『シチュエーション(状況や環境)』に紐付いていると思う。

物語や作品を作るアーティストが「ゾーンに入るとアイディアが溢れて筆が止まらない」みたいなことを言っているのを聞いたことがありませんか?
一見、ゾーンに入れるくらいに集中する『アーティスト自身』がスゴいと思いがちですが、実はアーティストではなく『物語』や『作品』がスゴいのです。
その物語・作品のシチュエーション(状況や環境)が「次の展開はこれしかないよね」とのことで次の言葉や行動を導いているのです。

先日、キングコングの西野亮廣氏が自身の絵本作品の制作において「登場するキャラクターが物語の中で勝手に喋り、勝手に行動していくような感覚になった」と言っていました。
これがまさに「ゾーンに入った」と言え、彼の作品でシチュエーションの凄味が出た状態です。

もし自分がゾーンに入るようなことがあったら「自分はスゴい」とおごり高ぶるのではなく「面白いシチュエーションになった」と自分を奮い起たせたい。

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