ニュースでは教えてくれない自民党総裁選 その3 完結編

昨日は次の首相は菅さんで決まっているのに、どうして石破さんや岸田さんは総裁選に出るのかについて。

理由は次の総裁選を見据えて『名前を売るため』です。
今回の総裁選は安部さんの急な辞任を受けてということで、任期が安部さんが務めるはずだった残りの1年。
「そうかぁ、1年後を見据えてるのかぁ」となりそうですが、実際はもっと近そうです。

菅さんは「晴れて総理になったら残りの1年を全うして次に備える」なんて事を考えておりません。
それよりも「まだ何のヘマもやらかしておらずイメージの良い今のうちに解散総選挙をしよう」と考えているのです。
解散総選挙をして、安部さんの持つこれまでの最長在任記録の更新を狙っているのです。
実際に10月に解散総選挙があるとの噂も既に飛び交っています。
#策士
でも次回の総裁選は今回のような臨時方式ではないので、今回の鬱憤をはらそうと石破さんも岸田さんも本気になって挑んでくるはず。

アンチの石破、正統派の岸田、王者の菅の争いで、投票権のある議員も次回は結果が見えてる訳ではなく皆勝ち馬に乗ろうと必死。

そして菅さんが二階幹事長をどう口説き落としたのか気になりませんか?
二階さんは「幹事長は長くやるに越したことはない」と言った、あの田中角栄さんの最長在任記録を抜きたかったのです。
そのためにはどうしても勝ち馬に乗る必要があり、それを菅さんなら叶えられるとなったから。
#政治の世界はドロドロ

このようなバックボーンを知ってると今回ではなく『次回』の総裁選の行方が俄然面白く思えてきます。
総裁選は僕たち国民が直接投票出来る選挙ではないので、せめて中身だけでも理解しておきたいものです。


小型船舶操縦免許の更新を自分でするならコレ #えんとつ町の海事相談室

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?