キリスト教とイスラム教について

『キリスト教』
キリスト教、イスラム教は共にユダヤ教の神を同一の神として崇めている。
ユダヤ教はユダヤ人が神に救われる唯一の民族であるという考えで、あのイエス・キリストもユダヤ教徒として育ったのだがユダヤ人に限らず「信じる者は全て報われる」と大衆化したのがキリスト教。

ローマ帝国の崩壊を食い止めるためにキリスト教が利用された。
しかしローマ帝国が東西に分裂したのに伴い宗派も分裂。
西が「普遍的」を意味する『カトリック』に対し、東が資金集めに免罪符を発行するカトリックへの「抗議」を意味するプロテストという言葉から『プロテスタント』と分かれた。
その後プロテスタントの一派であるピューリタン(清教徒)がアメリカへ渡り広く信仰されるようになった。
アメリカの大統領はプロテスタントでなければならないという歴史的背景があったが、ジョンFケネディがプロテスタントでない初の大統領となった。
因みにローマ法王とはカトリックの最高指導者のこと。

『イスラム教』について
イスラム教徒はインドネシアに一番多くいるとのこと。
イスラム教内でも宗派が分かれており『スンニ派』と『シーア派』がある。
ムハンマド(神の言葉を天使ガブリエルを通し伝えられた人)の『言行』を重視するのがスンニ派。
ムハンマドの『血縁』を重視するのがシーア派。
世界ではスンニ派が85%、シーア派が15%、その他が1%らしい。

ムハンマドが神から預かった言葉をアラビア語で記録した本を『コーラン』という。
コーランは音読が前提となっているので『物語』というより『音楽』のように聴こえるらしい。
ラップではないですが韻をたくさん踏んでいるそうです。

ユダヤ教は旧約聖書、キリスト教は新約聖書、イスラム教はコーランが経典である。

#日本に根付く宗教は神道

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