映像と動画の違い

映像と動画の違いってわかりますか?
急にこんなことを訊かれて、ちゃんと答えられる人って少ないですよね。(僕も答えられません)

以前、明石ガクト(怪しい宗教の教祖みたいな風貌)の『動画2.0』という本を読んだのですが、この本で明石氏は「映像と動画の違いは『時間軸』である」と言っています。

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時間軸!?どういう事??
簡単に言うと、動画とは『情報の凝縮』がされている(映像)コンテンツのこと。
逆に映像とは『情報の凝縮がされていない』コンテンツのことです。

テレビ番組は30分や1,2時間の番組が多いです。
これは「時間軸が長い」とも言え、情報の凝縮がされていないのでその分時間を要するのです。
一方、YouTubeやCMなどは短時間のコンテンツが多いです。
「短時間=時間軸が短い」ではないのですが、短時間のコンテンツはシャクが短い分『情報の凝縮』がなければ伝わりません。
短時間で伝えたい事を伝えるためには、情報を簡潔に凝縮することが必要となります。
『情報が簡潔に凝縮された(映像)コンテンツ』は『時間軸が短く』これを『動画』と言うのです。

そしてコンテンツを届けるプラットフォームにも違いがあります。
コンテンツを届けるプラットフォームとは『テレビ』『ラジオ』『スマホ』の事です。
テレビは『みんな』に向けたプラットフォーム
ラジオは『あなた』に向けたプラットフォーム
スマホも『あなた』に向けたプラットフォーム

今は「テレビよりもスマホでしょ」という流れがあり、つまるところ『あなた』に向けたプラットフォームが流行っているということです。
あなたに向けたプラットフォームは『動画』との相性が良いです。
現状あなたに向けた動画コンテンツ界は『アダルト』一強です。
最近は中田あっちゃんなどの『教育』コンテンツもバズっておりますが、この業界はまだまだブルーオーシャン。

僕が思うに『あなた』に向けたコンテンツとは『こっそりする』という事だったりして、こっそりする事って何だろう?と考えると、『エロい事=アダルト』、『勉強=中田あっちゃんのYouTube大学』、『整形=SNOWなどの加工アプリ』などと、動画とのかけ算で流行りを作っているものが見えてきます。
その他考えられる事として『こっそり練習』や『こっそり健康診断』なども、動画と組み合わせることによりビッグビジネスになる可能性を秘めてるかなぁと思っています。


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