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レスキューパピーちゃんとの出会い

私たち人間のベストフレンドと言われるわんちゃんをついにアダプションしました。レスキューセンターに連絡し、運命のわんちゃんと出会いました。その過程で多くの動物ちゃん達が、人間に色々なひどい目に遭わされて心に傷を持っている事も知りました。そんな傷をつける人間がいる一方で、わんちゃんを救う事に一生を捧げておられるレスキューセンターのスタッフさん、フォスターさん達もおられて、彼らのコンパッションとラブに感動しました。

カリフォルニア州は2019年1月1日より、犬、猫およびウサギをペット販売の目的でブリーディング&販売することが禁止されました。現在では、ペットショップは救助された保護猫、犬、うさぎのみアダプションとしての販売を許可され、その際のアダプション費用は500ドル以内という法律になっています。

「パピーミル(puppy mill)」や「キャットファクトリー(cat factory)」と呼ばれる商用にペットを生産する事業は、わんちゃん達、猫ちゃん達にとって拷問のようなシステムで、それが完全廃止され、しかも安楽死などさせられそうな運命にある保護動物さんをペットちゃんとしてお迎えするシステムで、悲しい運命をたどるわんちゃん、猫ちゃん、うさぎちゃん達が減っていくという素晴らしい進歩です。

私がお世話になったレスキューセンターは、妊娠しているお母さん犬を引き取って、お母さん犬のお産のケアをしたり、生まれたばかりのパピーちゃん達のお世話もしてくれているセンターで、そこにはお産を無事に終えて授乳などを無事に終えたお母さん犬や、生まれて数ヶ月目までフォスターさんの元で、去勢手術ができるまで育てられたわんちゃんや、あとは迷子になった迷い犬、色々なわんちゃん達がいました。

そんな中でズキューンとくるほど可愛い兄弟わんちゃんを見つけ、早速アプリケーションを送りました。私は夫がすでに退職していて毎日家にいるため、わんちゃんも寂しくないし、家の庭が広く、フェンスがある事などが適しているとされ、すぐに連絡があり、わんちゃん達とご対面する事になりました。兄弟2匹ともとっても可愛くって一緒にアダプションしたい!と思ったのですが、そのレスキューセンターは兄弟のわんちゃんを一緒に育てると兄弟間の絆が強すぎて、人間との社会性を育むのが難しいため、兄弟を一つの家族には一緒にアダプションさせない方針だと言われ、私たちに会ってすぐにところに寄って来てずっと一緒にいてくれたお兄ちゃんのIvan君の方をアダプションする事に決めました。

翌日お迎えに行った時に、弟君も見送りに出てきて、(その子も同じ日に別のお家にアダプションされました)、Ivan君にわんちゃんバッグに入ってもらってからも、外から弟君がなめなめしてました。仲良しの二人のお別れはあっという間で、車の中でだんだん離れていく弟君とフォスターさんのお家が恋しくなって寂しく少しクンクン鳴きましたが、Ivan君は強い子で、ちゃんと頑張ってお家につきました。その後、わんちゃんバッグのところに行ってはクンクン鳴いて「僕をまたこれに入れて弟と会わせて」って言うので、そのバッグを隠して、まずは家と私たちになれてもらう事に専念しています。尻尾をフリながら私たちのところに一目さんに駆けよってきたり、夫の靴下を盗んだり、お茶目でやんちゃな様子で元気にしています。

その晩、レスキューセンターからプライベートな「レスキューセンターの同窓犬たち」のFBグループの案内が来ました。このレスキューセンターでは、兄弟犬をアダプションしたファミリー達が、連絡を取り合って6ヶ月バースデーや1年バースデーをやったり、定期的に兄弟わんちゃん達と遊ぶプレイデートをやってるそうです。

なんて素敵なプランなんでしょう! 早速7月末に全ての予防接種が終わったら兄弟ワンちゃん達のプレイデートを計画しています。きっと、あの時、あれでお別れだったと思ってたIvan君が、これから何度もまた弟と妹と再会できるんだと思うと、その時の嬉しそうな様子が目に浮かび、今からとっても楽しみです。

しばらく親バカ投稿が続きそうです。




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