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UX Hackathonに協力してくださる企業様を探してます!

やってみたいと言う記事を書いてから、気がつけば2ヶ月も経ってしまった。この間、何人かの方とやり取りさせて頂きつつ、どんなイベントだと面白いのかな?ってのを考えていたりしました。

で、話をしているうちにこのあたりはもうちょっとだけ具体的にしておいたほうが良さそうだね、ってところについて書いておきます。

議論1:そもそもUXデザインってなんだ?

UXデザインと言う言葉(あるいは単にデザインでも良いのですが)が含む意味として、下記の2つがあります。

・課題解決としてのUXデザイン
・新たな価値創出としてのUXデザイン

それぞれ「インクリメンタルな」とか「ラディカルな」や「インオーガニックな」とか、人によって、あるいは組織によって表現する言葉はバラバラなのかなと思うのですが、前者はエクスペリエンスジャーニーをマッピングして、ペインポイントを探してそこを解決するようなデザインですよね。

例えば、コンビニのUXデザインを考えるとして、コンビニに行こうと思った瞬間から、お店に入り、店内をウロウロして、商品を手に取りレジに行き、会計をして店を出ると言うフローの中で、どこにユーザ体験を阻害する箇所があるか、あるいはもっとよくできる箇所があるかを探して、そこの箇所に対する改善提案等を行うUXデザインは、課題解決としてのUXデザインと言えるでしょう。

例えば、レジで行列ができるのが顧客にとってストレスとなると言うことであれば、クレジットカードや電子マネーの使用を促すなんらかの施策を考えて、顧客一人あたりの会計に要する時間を短縮を試みると言うのは、ひとつの施策として考えられるでしょう。

一方で、同じコンビニをテーマにしたデザインであっても、ユーザーリサーチを通して新たなユーザーニーズを見つけ、新しい顧客サービスを提案すると言ったUXデザインもあるはずです。

例えば、ユーザーリサーチを通して、顧客がコンビニに来るのは買い物をするためだけではなく「特に欲しいものがあるわけではないが新しいsomething newな何かを探しに店に来ている」と言うことが明らかになれば、それに応えるための新しい施策を考えて実施することで来客数を増やし、その結果売上増につながるかも居しれません。

とはいえ、個人的にはどちらの方向性であっても楽しいし、テーマの設定しだいなのかな?なのかなと思っています。

議論2:コンテンツ(タイムスケジュール的なもの)は?

とりあえずまずはパイロット版と言う事で、長くても8時間ぐらいで終わるようなものが良いのかなと思っています。

プレゼンテーションを行うとすると、質疑応答含めて1時間ぐらいは必要でしょうか。そしてそのための資料作成に2時間、アイディア出しとコンセプト作りに2時間、プロトタイピングとブラッシュアップに2時間。これらは多少オーバーラップするとは思うものの、リサーチの時間を十分に取ることはできませんから、あらかじめ身近な人にインタビューしてきてもらったり、デスクリサーチだったり、観察等してきてもらう等する感じが良いのかな。

そうすると、アイスブレイクしつつ、各自のリサーチ結果を共有するのに1時間で合計8時間って感じでしょうか。

議論3:テーマ設定どうするの?

架空の企業を想定してテーマを設定するのもアリだし、大きな枠組み(例えば、東京の都市交通のUXを考えよう!など)を想定してテーマ設定するのもアリではあるけれども、実際の企業とコラボできると楽しいよね!と言う話で盛り上がっています。

やはり具体的な提案先があったほうが盛り上がりますし、私自身の考えとしてはリサーチからストーリーテリングまでを含めてUXデザインです。また、良い案があったら実際に採用されるかも?といった可能性がある方が参加者の熱量も上がるので尚良ですね。

また、コラボするにあたり、どういった企業が良いか?と言う話をしていたのですが、スマホやWebに閉じた製品やサービスと言うのでももちろんアリだとは思うのですが、できれば現実世界となんらかのタッチポイントがある製品・サービスをお持ちの企業だと面白いなと思っています。

と、いうことで、協力していただける企業様を探しています

上記の通り、まだ細部はあやふやな状況ですが、とりあえず第一回をパイロット版として開催してみたいと考えています。興味をお持ちの企業様、もしくは興味を持ってくれそうな企業を紹介してくださる方はご連絡頂けると嬉しいです。必要であれば、私が担当者に説明にお伺いします。

協力していただいた場合のメリットはこんな感じでしょうか。

メリット1:自社の製品やサービスとその顧客に関する新たな視点と知見が得られます。
メリット2:自社の製品やサービスに関する具体的な改善のための、もしくは新規製品・サービスのためのアイディアが得られます。
メリット3:他社のUXデザイナー(inc. wannabe)と交流することができます(とはいえ、リクルーティング目的はご遠慮ください)
メリット4:最終的なアイディアだけではなく、デザインプロセス全体を通して関与する事により参加者がデザイン的手法に触発される可能性があります(御社メンバーがhackathonに参加した場合)。

なお、費用負担についてですが、とりあえずパイロット版と言う事で会場提供だけお願いできればと考えています。懇親会のビールを提供していただけると最高ですが、可能であればということで。

まとめるとこんな感じですね。

費用:無料(可能なら懇親会にビールを出してもらえると嬉しいです)
日時:どこかの土日のうち8時間程度+事前MTGで1-2時間
場所:提供していただけると嬉しいです

興味がある方は私( 木浦 )までtwitter( @kur )のDMか、メールの場合は mikio あっとまーく kur.jp、もしくは下記のbosyu.meにて連絡ください。

以上、よろしくお願いします。

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