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わたしの表紙のつくりかた

タイトルまんまです。
わたしは同人誌やZINE(と言えるのかな)を創作することが趣味です。

先日参加させていただいた「ペーパーウェル11」さまというネットプリントの創作イベントで、わたしの創作物の、表紙の雰囲気に気を留めてくださったかたがいらっしゃいました。
ありがたいです。
うれしいです。

ということで調子にのり、こんなnoteを書いてます。
以下、一次創作に限らず、二次創作のものも多々ありますので、苦手なかたはこちらで読むのをストップしてください。
大丈夫そうなかたはお付き合いいただけるとさいわいです。

時系列順に、紹介していきたいと思います。

記念すべき初同人誌……

二次創作の本で、友人に配る用に、ごく少部数刷ったものです。
なにもかも初めての作業でかなり時間はかかりましたが、もともとAdobeのソフトがすこし使えたため、大変ながらも楽しく作れた記憶です。
(特にイベントあわせとかじゃなく、締切もあってないようなものだったのも気が楽でした)

写真は自分で撮影した画像を加工しています。
のちに挙げていくものも、写真を使用しているものは、一部を除き、9割かた自分で撮影したものです。

初めて作った本でしたが、タイトルを透明箔にしてみたいなあとか、そういう特殊加工好きがすでに表れています。
あと、文庫サイズ(A6)が好きなのも、この頃から変わりません。

別ジャンルで出した二次創作たち

やっぱり文庫サイズが好きでした。
ちなみに真ん中の本は緑陽社さまに印刷をお願いしたのですが、「しかくの一部分だけ箔押し(金)のデザインですが、箔押し部分と、金インクの柄が多少ズレる可能性があります」とあらかじめご連絡いただいていました。
それでも大丈夫です、お手数おかけします、とそのままお願いしたのですが、さすがプロ。
実際に印刷所された表紙はピッタリと柄と箔押しが合っていました。
感動しました。印刷所さま、みなさんすごい。

現在進行形で二次創作しているジャンルの本たち

ここにきて初めて、“イラストをお願いする”ということと、“A5サイズの本を作る”という、また新しい体験をしました。
イラストを描いてくださったのは、それぞれ別のかたです。長くお付き合いのあるかたたちで、どうしても彼女たちのイラストを使いたい……という思いが強く、こちらからお願いをし、“仕事”として描いていただきました。
(謝礼をもちろんしています)

イラストのある表紙の作成は初めてでした。
「こんなかんじで好きなように描いてください」ということでなく、最初にわたしのイメージをお伝えし、あとはその都度イメージの擦り合わせをしていきました。

写真と融合させたタイプ
イラストを中心にレイアウトをしたタイプ

どちらにも言えることは、わたしのイメージの伝えかたがひどいということです。
本当に申し訳なかったと思っています。
おふたかたとも、わたしのイメージを汲み、真摯に向き合ってくださり、おかげさまでとてもとてもお気に入りの表紙ができました。
嬉しい……感謝しきりです。

初めて作ったりA5サイズ
この写真は手持ちの素材集のものです
黒地にレインボー箔

こちらの本は、あまり時間がない中作った本でしたが、表紙について嬉しいお言葉をたくさんいただけた一冊でした。
レインボー箔が見る角度によって色を変え、きれいです。

それぞれ別の企画さまですが、
一次創作で初めて作った紙物です。

ずっと読む側でひっそりと楽しませていただいていた、WEB上での一次創作イベントさま。
お恥ずかしながら、折本の文化を初めて知ったのもペーパーウェルさまや、ふらっとぺらっとさまからでした。
折本ってたのしいな。
一次創作って素敵だな。
いいないいな、と思っているうちに、自分も参加したくなりすぎて、勢いで始めてしまい、現在にいたります。

上記はどちらも、やはり手持ちの素材集をいくつか使用し、さまざまな素材を組み合わせて、表紙を作成しました。
わたしには絵を描く才がほんとうになく……
しかし、こういう手書き風の素材集が今はたくさんあり、本当に重宝しています。
素材集は10冊ほどあります。
べつにデザイン系の仕事なわけでなく、本当に趣味で集めているだけです。

フォントもすきなので、フリーのものから有償のものまで、さまざま使い分けています。
……いや、フォントは、なんだかんだスタンダードな明朝体が美しいなと、個人的には思うのですが、話の内容や、組版による可読性にあわせて、変えているというかんじです。

そのほか、DTPもすきですが、手作業もすきなため、ノベルティにしおりをつくったりもしています。

リボン通しまくり
(イラストは友人にお願いしました)
リボンの色を考えるのもたのしい
(これは自分でデザインしました)
レトロ印刷さんの作業場で名刺つくり
(イラストは友人が描いてくれました)


最後は脱線してしまいましたが。
わたしの表紙の作りかたについて、かいつまんでご説明させていただきました。

下手の横好きではありますが、表紙をつくる作業は、創作する中で、好きな作業のひとつです。

現在も二次創作の方の原稿中で、表紙作成中です。
なるべく楽しみながら、締切に間に合うようにがんばります!
大丈夫かなあ