見出し画像

英語の成績が1だったぼくが、TOEIC 800点取って翻訳家になれた話

こんにちは、mikioです。今回は英語の成績が1だったぼくが、TOEIC 800点取って翻訳家になれた話を書いていこうと思います。


英語の成績は1だった

ぼくは中学の時、英語の成績は5段階中の1でした。成績表で1になるって逆に難しいんですが、1でした。

なぜ成績が1だったかというと、一生日本にいるつもりだったので、英語を学ぶ意味がまったく分からなかったからです。そんな短絡的思考からぜんぜん勉強しませんでした。

中学のテストの回答
問題  : 以下の言葉を訳しなさい。「彼はペンを持っている」
僕の回答:He is pen.

しかも、He を「ヘー」と読んでいました。そんなレベルです。

それでも英語を話せるようになった理由

ぼくが英語を話せるようになったのは大学生になってから。

大学生になると、必ず就活を意識します。当時のぼくは何か突出した得意なことがなかったので、このまま就活を迎えることに不安でした。

就活までに何か自分の武器がほしい」と思い、募集されていた海外ボランティアに応募。大学を休学し、オーストラリアのシドニーへ行けることになりました。

もちろん当時は英語は全くしゃべれません。「でも何とかなるやろ」と軽い気持ちで行っちゃったんです。

結果、何とかなりませんでした(笑)
そこからは地獄のような日々。現地の人が何を言っているか分からない。自分は何て言えば分からないという八方塞がりの状態でした。

中学高校で英語をちゃんと勉強すればよかった、と後悔しました。

しばらくして、そんな自分に転機が訪れました。ある日、シドニーを歩いていると Kinokuniya と書かれている店を見つけました。き・の・く・に・や? あの紀伊國屋か!と大興奮。そこで英語学習の書籍を1つ購入。その書籍をボロボロになるまで勉強しました。それが英語を話せるようになった最初のきっかけです。

ぼくは人より要領がよくないので、とにかく会話を繰り返し、トライ&エラーをしまくりました。外国では文法さえ合っていれば、多少単語が違っても会話は何とか通じます。そんなこんなで四苦八苦しながら、なんとか6か月くらいで英語を喋れるようになりました。

なので、英語が話せるようになるコツは…

・細かいことは気にせず、とにかく話しまくること
・恥ずかしからず、分からないことを聞くこと

だと思います。うまく話せないことを恥ずかしがっていた時より、行動しまくった方が早く話せました。いつの間にか耳が慣れて、なんて言ってるのかが分かる様になります。そんな感じで2年間海外で住み、TOEICで800点取れるようになりました。

オペラハウスの近くにはバーやレストランが建ち並ぶ。
海に面しているので、とってもお洒落な雰囲気です。

あえて選んだフリーの翻訳家の道

帰国して大学卒業後、IT企業へ就職しました。なぜ英語関連の仕事をしなかったのかというと、そうゆう仕事では、生まれた時から英語喋れる人たちと戦わないといけないからです。

圧倒的不利。絶対勝てません。

キングダムの王騎将軍が言う通り、戦の基本は有利な場所で戦うこと。なので英語をメインで使う仕事ではなく、英語も使えると便利だよねというエンジニアを選びました。

ただし、せっかく話せるようになった英語を無駄にしたくないという思いもありました。副業や、英会話ボランティア等、いろんなことにチャレンジ。

ある時、大学主催の日本語校閲ボランティアに興味本位で応募。半年ほど続けた結果、校閲だけでなく、翻訳もしてみないかとお声がかかりました。そこで経験を積み、フリーの翻訳家として独立することができました。

おわりに

英語の成績が1だったぼくが、TOEIC 800点取って翻訳家になれたのは偶然といえば、偶然です。

でもその偶然に巡り合うために、いろんなところで点を打ちました。難しいことを考えず、「面白そう」「やってみたい」と感じることにチャレンジした経験こそが、打たれた点を線でつないでくれるからです。

今は翻訳ツールがあるから英語なんて必要ない!とよく聞きます。ぼくはそんなことないと思います。海外の生活をリアルに体験し、現地の文化や背景を知る。そんな国際感覚をもつ経験はあなたの人生や価値観を広げてくれます。

ぜひこの多様化する社会で、英語を学ぶことをオススメします。

最後までお読みいただきありがとうございました。それではまた!

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?