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デパコスというふんわりした魔法の話

お化粧というのは不思議で、面倒なときは何ひとつしたくないし(日本では何かにつけてマスクしてても不自然じゃないので便利)、なぜ女性だけしないといけないぽくなってるんだ?と社会批判的な気持ちになることもあるし、かと思えば、したいときはとことんしたくなる、というものです。まあつまりは、すごく、個人的なものなんだろうなあと思います。

久しぶりに「デパコス」を買いました。

デパコス、男性はぴんとこない方もいらっしゃるでしょうか、「デパートで売っているコスメ」のことです。ドラッグストアや雑貨ショップなどではなく、デパートの化粧品コーナーで買うもの。自分でパっと選んでサッと買うこともできるとは思いますが、だいたいの人はBAさん(ビューティーアドバイザー)と話をして、少し試してもらったりして、買います。

あのコーナー、未だに緊張するんですよね。用事がないときはできるだけ通らないようにするし、通らざるを得ないときも早足。
そこへ、みずから入っていく気持ちは「出陣!」に近いものです。(私の場合です 笑)

単騎出陣はやはり百戦錬磨が必要というもの。私はだいたい、慣れている友人についてきてもらいます。「これいいよ、試してみてよ」「いいよ!」「それあまり似合わない」「絶対こっち」と言ってくれる友人。あなたがBAか!とてもありがたい援護射撃です。

お化粧を始めた頃にもびっくりしたのですが、化粧品って、意外になくなりません。粉のものなんてとくに、いつ底が見えるの?っていうのもあります。なので、時々だから思い切って来れるのです。お値段的にも。気持ちの上でも。

今回は、チークとグロスを買いました。

チークは、ずっと使っているのがついに底が見えてきたので。いつもパウダータイプなのですが、クリームタイプにしてみました。初めてなので、付け方を教えてもらいました。指でやるのは私不器用だからなーと思ったら、専用ブラシがあるとのこと。それも買いました。(こういうのは一人で買うと気づかない)
グロスは、友人のおすすめ。ベタベタするのが苦手なので、あまり使ったことがなかったのですが、全然ベタつかない、つるんとしてて、心地いい。知らないうちに進化してる。それも化粧品の特長です。試さないとわからないから、したくない期間のことはまったくわからなくなるわけです。
グロスの色を決めるのにも、肌の色と唇の色から、似合う色を判定してくれる機械がありました。おすすめは5色ほど出てきて、その中から自分の好みを2つ選んで試してみて、明るい方に決めました。(友人のOKも出た)

女子力とか、きちんとしようとか、それほどのことでもなくて、もっと感覚的な、ふわふわした気持ちなのですが、年二回ぐらいはこれからも行きたいなーと思っています。

といっても、買ったものをすぐに使うかどうかはわからなくて、起きたときの気分次第だったりするのですが、「買った私」がとても喜んでいるせいか、夜の英語の勉強がとてもはかどりました。

気分って大事。
そこまで含めてと考えると、これぐらいの値段かけてもいいなーっていつも思います。
(でもブラシ高かった…びっくりした…一生使おう…)



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