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2024年GW旅行 ブータン

このGWは10連休だったので、ブータンに行ってきた。

ブータンは日本にとって皇族の交流があったりでなじみが多少ある国だけど、まあまあ行きにくい。個人では行けず(ビザが取れない)、旅行会社を通さないといけない上にツアーが少ない。
そして、近くのアジアの国(インドやネパールとか)に比べて2倍くらい高い。それはツアーガイドとドライバーが帯同するからもあるし、飛行機もビザ代などの国に払うお金も高い。国の観光政策がHigh Value, Low Volume(高品質な旅を少数の人に)”で、コロナを経て、よりその流れが顕著になっているそう。

とはいえ、今回は、現地と直接やりとりしたので多少は節約できた。
(そのため日本語ができるガイドはつかず、ずっと英語で旅する羽目にはなった。)

ブータンは日本の田舎の村(個人的には四国の山間に近いと感じた)のような雰囲気で、ずいぶんのんびりできた。電波も(時には電気も)なかったので、夕食後はやることもなく9時には寝て、朝早く起きて散歩するという健康的な旅だった。

チベット仏教のお寺とかは去年行ったネパールと似ていて感動はちょっと薄かったけど、一つの国まるごと同じ文化が守られてるのは珍しい。

ド・チュラ峠の108のチョルテン。ブータンでは峠は神聖なものらしいが、
インドの観光客だらけでそんな感じはせず。
陸路から来れるインドの観光客が数年で増えているらしい。
ゾンという日本でいう市庁舎。今回の旅で6つ回った。
どこも構成は一緒な感じ。中にお寺もある。
おそらくブータンで一番有名なタクツァン僧院。
標高3000mを片道2時間かけて到着した時はさすがに感動した。
ポブジカ谷の朝は空気も景色も綺麗。スイスみたいらしい(行ったことない)
秋になるとオグロツルがチベットから越冬しにくるそうで、またその時に来たい。
ご飯は野菜がほとんど。味付けは塩味かバター炒めでシンプル。カレー味もある。
左上の緑色のがブータン名物エマダツィ(青唐辛子のチーズ煮込み)
観光客向けには唐辛子の代わりにインゲンや山菜が使われてる。


旅行にかかる費用が高いぶん、その時々でフレキシブルに色々連れていってくれるし、ホテルも食事もちゃんとしているので、貧乏旅行はできないけど、お金に余裕がある年齢層高めの人とかにはいいかも。人も優しく、安全だし。
日本はオーバーツーリズムで問題になっているしヨーロッパも観光客だらけだし、人も少ない中でゆっくり観光できることは貴重だなと感じた。

ゾンにもラカンにも若いお坊さんが暮らす。
朝はお経を唱えているけど、チェスやったり畑仕事もしていた。
普段もみんなゴやキラを着ている。
ゾンではラチュ(肩掛けの布)が必須らしい。
野良犬が多くてたまに牛やヤク。猫は多くない。
みんな寝てるし近寄ってこないから安心。

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