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アイルランドの結婚式は派手らしい。【 #DMM英会話日記 】

DMM英会話の先生は、政治や歴史に詳しかったり、日本人顔負けのアニメオタクだったり、わりと一芸に秀でている人が多くて、話していると楽しいのだけれど、時折自分の無知蒙昧が恥ずかしく思えたりもする。

そんな刺激的な講師陣の中で唯一癒し枠に入っているのが、今回紹介するアイルランド人先生のJさんだ。
もう見るからにいい人という雰囲気で、世界の不穏や地球温暖化、ウィルスの猛威など、彼と話している間はすっかり忘れてしまう。

この間は「僕、いま日本語勉強しているんだ」というから、「何を覚えたの?」と聞いたら「電球」と言われた。
なぜそんなニッチな言葉から暗記し始めたのか、平凡な私には理解不能である。

またある時は、発音の練習をしたいから何か良い例文ないかな? と頼んだら、
I have a humanoid robot in my house.(うちには人型ロボットがいます)
と提案された。
普通そんなものいないから!というと、じゃあ……と少し考えて、
Would you like to see my humanoid robot?(私の人型ロボットをみたいですか?)
と返してきた。
だから、なんでそんなに人型ロボット推しなのよ!!
「天然」って世界共通なんだ……という知見を得たレッスンだった。

コロナ禍の昨今、J先生のレッスンはとてもリラックスできて癒し効果が高いので、最近特に予約する機会が増えた。

昨日はアイルランドの結婚式事情という、これまた心温まるテーマでフリートーク。彼はいま新婚で、一歳の娘ちゃんがいる若きパパなのだ。
「アイルランドの結婚式は派手なんだよ。教会で式を挙げた後は、通常ホテルで披露宴をやる。親戚は基本全員呼ばなければならない。うちの兄の結婚式なんて400人もきたんだよ。僕は地味で100人くらいだったけれど。」

100人で地味扱いとは確かに日本より派手そうである。

披露宴のスタイルは日本と似ていて、大体ゲストにはコース料理が振舞われる。ゲストは、200ユーロ相当のギフトとドリンク代を支払うというから、日本のご祝儀と相場も同じくらいのようだ。
違うのは、そのパーティが1日じゃ終わらない点。

アイルランドでは、挙式当日のパーティのあと、ゲストたちの多くはホテルにそのまま泊まったりするらしい。そして朝食を食べたら再びパーティが再開するのだ。名古屋顔負けの派手さである。

彼は嬉しそうに結婚式の写真をシェアしながら、
It was a lovely day.と幸せそうに笑った。

そして最後は間違えて、新郎の衣装に着替えている途中の自分の写真をシェアしてしまい、すぐに削除していた。




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