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もう夏になっちゃったけど…。梅酒の話。

梅というとあなたは何を思い浮かべるでしょうか。

2月。春一番に白やピンクに咲き誇り、春を告げる可憐な花でしょうか?
おにぎりやお弁当のアクセントになる赤くて酸っぱい疲労回復の梅干しでしょうか?

どちらも好きですが、6月、梅雨の季節になりスーパーで梅の香りに触れると、私は梅酒を真っ先に思い浮かべます
スーパーで大きなガラス瓶や氷砂糖とともに並ぶ梅。
私の6月の恒例行事は梅酒作りです。

いつもスーパーで梅酒の時期を感じるのですが、自分では買わずいただくことがほとんどです。そろそろだなと思ってはいますが、梅はいつも急にやってきます。

今年も「今から持って行くから。」と届きました。

ありがたいことです。ただ、すぐに漬けてしまわないとあの甘酸っぱい梅の香りが気温の高くなった部屋に充満して私をいつもせかすのです。

早くしないと・・・。と。

というわけで今年も翌日には梅酒作りに取りかかりました。
あのむせ返るような梅の香りにせかされて。作るのは簡単なんです。そう、やる気さえ湧き立たせれば・・・。

今年はホワイトリカーとウォッカの二種類で漬けてみました。
我流ですが、レシピもつけておきます。
3ステップの簡単レシピです。

レシピ1(2Lのガラス瓶使用)
梅       1㎏
ホワイトリカー 900ml
氷砂糖     300g

レシピ2(2Lのガラス瓶使用)
梅       1㎏
ウォッカ    700ml
氷砂糖     300g

作り方
1,瓶を煮沸消毒する。
2,梅を洗う。
   *ポイント*
   ・キッチンペーパーなどでしっかり水気を取る。
   ・つまようじで梅の実のへたの部分を取る。
   (へたの部分は梅酒に浮いてくるのが嫌なので取る。)
3、梅と氷砂糖を交互に入れて最後にホワイトリカー(ウォッカ)を入れる。

それぞれ2リットルのガラス瓶につけました。
このレシピは通常のものより梅が多くて砂糖が少なめです。

私は材料を使いきりたいので、ホワイトリカーもウォッカも一瓶ずつ使用して漬けています。アルコール度数は40度前後がいいでしょう。

今回のホワイトリカーはアルコール度数35度のパウチタイプのものを使ったので900mlでした。昨年はブランデーベースのホワイトリカーを使いましたよ。二年くらいたってから飲むようにしているのでまだ飲んでいませんが、楽しみです。

ウォッカはGILBEY'sで37,5度の700mlを使っています。実は今回いつも使うものがなくてはじめましてのウォッカです。私がよく使うウォッカは40度のスミノフで750mlです。

氷砂糖と梅は1:1で使うレシピが多いようなのですが、あまり甘くないものが好きなのでいつもこのくらいで漬けています。梅はたくさんもらったのでぜいたくに使っています。

4Lのガラス瓶であれば、アルコール類を倍の量にしてつけてみてください。アルコールは1ビン単位で使わないと残ってしまうのが嫌なので、私はホワイトリカーなら1.8リットルのもの一本とか、ウォッカなら750mlのもの2本使うとかにして倍にしています。梅は倍の量にしなくても1㎏で大丈夫です。氷砂糖は500g~1㎏にするとでしょう。

初めてつける方には便利なものを見つけました。
それはビンにあらかじめホワイトリカーがセットしてあるものです。

洗った梅と氷砂糖をそのまま入れるだけで、手作り梅酒ができる優れものです。ビンの煮沸消毒などもしなくていいので、ビンを持っていないのであればおすすめです。

梅の量や砂糖の量もお好みで増減して大丈夫です。
アルコールの種類も焼酎などで漬けてもいいですよ。
自分の好みを見つけるのも楽しいですし、好みの味に作ることができるのが自作の醍醐味です。

最後に漬けたガラス瓶の蓋などに日にち、材料などをメモして貼っておくことをおすすめします。

冷暗所に半年以上は漬けると出来上がりです。ちなみに下の写真はつけて2か月たった梅酒です。

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漬けて2,3日は梅がしっかりアルコールに浸かっているか確認しましょう。浸かっていないとカビの原因になります。

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