えっ?というやり方で営業していた頃

こんな引きこもり的な性格なのに

営業をしていた頃がある。


それは、夫の一言。


『海外の仕事がしたいなぁ。』


夫は以前、よくアメリカへ行って

取引をしていたこともあり

海外で仕事をするということが

好きだった。


独立すると業種も違うためか

なかなかそういう仕事と、巡り会うことが出来ないでいたのだ。


そこで営業未経験!

さらに誰も教えてくれない!

という中で

夫の希望を叶えようと

営業を開始した私。


ただ、性格的にコビを売ったり

女性ということで

上手く立ち回ることなんて出来ない。


そんな私でしたが

独自で考え

行動した結果。


数カ国の政府関係の仕事を

頂くことに。


そうなっていったのは、恩人の力があったからだ。


コネではない。


恩人の一人は、偶然そこに居合わせた商務官。

その人の一言で、大きなハードルを乗り越え

最終的に、仕事を見てもらうことが出来た。


見てもらうまでが、本当にハードルが高い。


ある意味、見てもらえれば

とても自信があった。

当時、若かったから。(笑)


その方のお陰もあって

仕事をさせて頂くまでになった。


その後は、たまにお会いすると

ニコッと笑顔で多くを語らずに

ご自分の仕事場へ行かれた。


今、その方はリタイアした後

余生をご自分の希望通りの場所へ移り住み

最後の時を迎えたと聞いた。


いつかその場所へ遊びに行くと言っていたのに

約束が果たせないままになってしまった。


お会いしたかった。


とても仲の良いご夫婦だったので

奥様が心配だったが

元気に友人達と社交的に過ごし

仕事もしているようだ。


他にも国毎にストーリーがある。


周りから見たら

破茶滅茶な営業だったと思う。


でも、仕事をさせて頂いて

皆さん大満足し

それを一緒に喜びあった。


私の人生を彩ってくれて

本当に感謝です。













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