再定義することで、私らしさを手に入れる

昨日、CRAZY WEDDINGのイベント、「UNSTANDARD PEOPLE」に行ってきました。

UNSTANDARD People @ IWAI Beginning Week

IWAIという新事業の中心となる場所で建物内が解体された状態(スケルトン)で行われたイベント。
CRAZY WEDDINGという空間や時間をプロデュースしている団体が、何もない場所に、まだ見ぬ事業のイメージをどうやって参加者に伝えるんだろう？と気になって、飛び入り参加。

「結婚式を、今行われている結婚式のコンテンツを『そもそも結婚式ってなんだっけ？』と語源や意味合いを調べて、原点に立ち戻ってから、現代に合わせて再定義したんです」

とCRAZY WEDDING創業者の山川咲さんが(私なりに要約するとこんな風に)仰っていたのが、ものすごく心に響きました。

IWAIという事業は結婚式において常識(STANDARD)とされるコンテンツを1つ1つを再定義して、常識をひっくり返していました。

遠くの高砂、結婚する2人が主役の結婚式を
ゲストを中心としたスタイルに。

食事も、ドレスも、写真も、引き出物も、それらは「今」にあっているスタンダードなのか。

1つ1つを問いかける山川さんの熱に心を打たれたのかもしれません。

少し前にも、「言葉の定義」について考える機会がありました。

NewsPicksでお世話になっている櫻田さんのツイート。
何気なく使ってしまう言葉に持っている本意は、使う人によって実はそれぞれニュアンスが違うのではないでしょうか。

誰かのそれを読み取ることは難しくても、
せめて自分が語る言葉1つ1つは「なぜその言葉を使ったのか」「その言葉に抱き合わせている自分の真意はなんなのか」を定義づけて話せるようになりたいなと思うのです。

長く携わらせてもらっているcocoroneも、
「日常にある、素敵な瞬間を切り取る」というコンセプトと
明日の朝が楽しみになるような情報という「定義」があります。

「素敵な瞬間」ってどんな瞬間だろう
明日の朝の楽しみってなんだろう
多分たくさんいるメンバーそれぞれに尋ねたら、1人1人違う回答が返ってくる気がします。

でもそれがいいですよね。
みんなの「私らしさ」が合わさってできているcocoroneの情報が、いろんな人に届いてる。

私も最近、自分で生み出したいやりたいことを見つけました。
ただ、そのやりたいことを「なぜやりたいのか」表面的なことは言えても、エンジンとなる熱い部分がうまく言えていなかった。

でも私が提供したいものを「再定義」してみたらしっくりハマりました。

ああ、だからか。
その「定義」があるから、私は私の手でそれをやりたいんだ。

すっと腹落ちしたので、着々と準備して発表できるよう頑張ります。

うまく馴染まない言葉や、違和感のあるものを見つけたら、
その原点に立ち戻って、今の私に合うように「再定義」してみる。

また1つ私の軸ができました。