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失敗を人生の糧にするための〈5つのシンプルな質問〉

失敗は成功のもと

「失敗は成功のもと!」と口癖のように言う長男。

どうもその言い方が、誰かが吹き込んだらしいセリフのようで可笑しくて。とはいえ、親の影響は大きいよう。海人さんも私も夫婦でそう思っているし、教え込むまで行かなくても、何かあればそう伝えているのは確かです。

NLPの前提のひとつに、「失敗はない、あるのはフィードバックのみ(There Is No Failure, Only Feedback.)」というものがあります。NLPの学びの中でも、私はこの“NLPの前提”が大好きで大好きで。

失敗と思えるような出来事を、人生の糧にするために私が使っている5つのシンプルな質問があります。これを会話に取り入れると、『失敗してもいいんだ』という子どもたちの自己肯定感につながり、糧になっているよう。

失敗を人生の糧にするための〈5つのシンプルな質問〉

失敗したとしても、その挑戦には少しも無駄はない。その出来事をどう捉えてこれからの人生を歩むか。大切なのはそこです。

  1. 私はこの出来事から何を学んだのか?

  2. 私はこの経験から何を得られたのか?

  3. この出来事のポジティブな面は何か?

  4. この経験は私に何を教えてくれたか?

  5. 10年後、この経験を笑って話せるか?

1. 私はこの出来事から何を学んだのか?

例えば、投資に失敗した、なんて時。人から言われたり、自分でも思う「勉強になったね(な)」という言葉。またいつか同じようなことがあればこうしよう、ああしよう、という改善点や戦略は必ず見つかります。

2. 私はこの経験から何を得られたのか?

挑戦の過程で、新しい人との出会いやそのコネクションを築くことがあったかもしれない。それは失敗して失った〈金銭〉より大事な〈財産〉といえるはずです。

3. この出来事のポジティブな面は何か?

1. と 2. の学びや得たものがある。それに気づけただけでも十分ポジティブ。勉強(学び)をしようというつもりはなくても、勉強(学び)できているのも、ありがたいこと。

そろそろもう、十把一絡げに失敗とは言えない、とわかり始めてきます。

4. この経験は私に何を教えてくれたか?

1. の逆で、出来事や相手目線になってみます。例えば、プロジェクトのリーダを外された、という時。もっとあなたに向いている、あるいはぜひあなたに任せたいプロジェクトが別にある、ということ教えてくれたのかもしれません。

5. 10年後、この経験を笑って話せるか?

ここまで来ると、失敗というものが存在しなかったような気さえします。この出来事がなければスルーしていたであろうことに、気づき、学び、得て、物事の裏表も見れるようになったなんて、なんてありがたい出来事!とさえ思えます。

まとめ

NLPでは、このように失敗と思えるような出来事や経験を、さまざまな角度から見て捉え方を変えることができます。失敗も、捉え方が変われば人生の糧となり、より人生に豊かさと楽しさをもたらしてくれるでしょう。

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