見出し画像

思うような人生を生きるためのスキル 伝える力

女性がもっと自由に、ハッピーに美しく。いろんなヒントが詰まった三木佳世子の公式LINEはこちらから。

うまく伝えられるスキルは、思うような人生を生きるために必須です。じゃあどうしたらうまく伝えられるようになるのか、というお話です。

伝えるスキルを学ぶ授業はなかったけれど

日本人は、ディスカッションやプレゼンが苦手な人が多いですよね。特に女性は、人前に立って話すのは少し敬遠される風習もありますね。だから社会人になって突然、会議でプレゼンをしなきゃ、となると困るのです。

そもそも私たち日本人は、学校の授業でディスカッションやプレゼンをしてきませんでした。今でこそアクティブラーニングという言葉があり、いろんな授業が行われていますが、私が子供の頃は、先生が説明することを必死に書き写して…という一方的な授業ばかりでした。

私も、少し前まで人前で話すことはとても苦手でした。今では講師として100名以上の受講生を前にオンラインでお話しすることも大分慣れてきましたけどね。

これを読んでくださっている方の中にも、話して伝えることが苦手な方はいらっしゃると思います。でも、自分の言葉で考えや想いを話せる人になってほしいなと思います。なぜなら、伝える力って、思うような人生を生きるためのスキルの1つだから。

今からじゃ遅い!ということはないです。何歳からでも始められると私は信じています。

伝える力は才能じゃない!

伝える力は、生まれ持った能力や才能ではありません。私は講師をしているので、多くの方がプレゼンをする様子を見る機会があります。

みんなの前でとても上手にお話しされる方もいれば、きっと苦手なんだろうな…と思う方もいます。

でも伝える力は才能ではなくて、場数を踏んで身に付けていくもの。

私も1年前、PR塾の講師を始めたばかりの頃は、自分の受け持ちの部分を一字一句台本のように書き出し、自分の言葉に置き換えて何度も何度も練習していました。本番前はとても緊張して、一人で会議室に籠り誰も話しかけられないモードに。

それが今ではそんなことをしていたなんてことも忘れてしまうくらい。

たった1年前ですよ。

以前は普通の女子会などでも、私は全然思ったように話せなくて、帰り道「ああ~、話したかったことが全然話せなかった…」とがっかりすることもあったくらい。

だから、場数を踏めば誰でもきっとできるようになると思います。

客観的に自分の話し方を見てみる

場数を踏むのも大事だけど、少し慣れてきたら自分の話し方を客観的に見てみることをお勧めします。

私も話すことが得意じゃなくて、でも変わりたい、変えたいと思ったからしていた方法です。それは、

自分が話している姿を動画に撮って見ること。結構辛いですよ。笑ってないし、しどろもどろでよく分からない話し方だし。でも見て気になった点を直して言ってみて、また動画に撮って、と繰り返しすることでだんだん上達してきたように思います。

伝える力を身に付けるために。いろんなテーマについて話してみる

伝える力を身に付けるために、場数を踏んだり、自分の話し方、姿を見て直していくことは大事だけど、いろんなテーマについて実際に話してみることも重要。何か一つのことについて知識を深め、話せるようになったとしても、いつもその話題しか話さないわけにはいきませんよね?

その時ふられたどんな話題でも、頭の中で構成を組み立てて、分かりやすい流れで話す瞬発力を鍛えましょう。

話し言葉と書き言葉の違い

話すときの言葉と書くときの言葉の違いを知っていますか?

話し言葉というのは、遡れないのです。

「あれ、なんだっけ…」と思ったら、ストップボタンを押して巻き戻し、言葉を探してまた再生…そうはいかないのが話し言葉。

話がどんどん先に進んでも話している自分が見失わないようにしなければなりません。じゃないと聴いているほうは、もっと混乱してしまうから。

聴いてほしいなら、伝える力を磨こう

人間って人の話を意外と聴いていないもの。話を聴いている最中にお腹が空いたなと思ったら、後で何食べよう、なんて考えだしてしまいます。話している人のちょっとした口癖に気付いたら、数えだしちゃったり。

そんな時言葉は言葉として入ってこなくて、ただの音。内容は全然心にも頭にも残りません。

上手に伝えるためにテクニックとして重要なのは、まず何について話すのか前提を言ってから細かいことを話し始めること。そうしないと聴いている人は話が理解できなくて、聴くこと自体がストレスに。

営業なのに話せない…

「仕事で営業をしているのに、トーク力がないんです」というご相談を受けました。

トーク力はなくても大丈夫。聴く力を磨けばいい!お客さまのニーズをよく聴いて相手の懐に入り込めば、きっとあなたの話を聴いてくれます。

いくらおしゃべりが上手な人でも、一方的に話されたらどうでしょう?そんな人より、こちらの話をじっくり聴いて解決策を提案してくれる方のほうが、嬉しい存在ではないですか?

テクニックよりも大事なこと

もう1つ。誰かに話を聴いてほしいと思ったら、見た目も大事です。良くも悪くも人は無意識に外見で人を判断しています。どんな人だと思われたいかを考えて戦略的に見せていく必要はあります。この人の話を聴いてみようかなって思わせるような。

どんなにきれいな言葉を使って分かりやすく話してくれても、話している人が信用ならない人だったら、どうですか?

どもったりしても、あなたにとって大事な人が話していたら、じっくり聴きますよね。

人との関係性を築くことは第一条件。そのためにトーク力より質問力が大切ですが、いい質問ってどうやってでてくると思いますか?

いい質問は相手への関心から自然に生まれます。相手のことをもっと知りたいって思ったら自然に質問が湧いてきて、その結果、聴き上手になれるのです。

奥が深い伝える力ですが、1つずつやっていきましょう。きっとあなたの未来に役立つスキルになるはずです。



サポートいただけたら、めっちゃ嬉しいです♡ 大好きなコーヒー豆やお花代にさせていただきます^ ^