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育児と仕事の両立について

PR塾の講師として、株式会社LITAの役員として、三木佳世子一個人としてのチャレンジや学んでいることもあり、毎日忙しい日々を過ごす中で、育児をどうしているの?というご質問をよくいただきます。今日はお仕事のことをおいておいて、子どもの教育のことについて書いてみますね。

子どもの勉強は時間がかかる…

私は週のうち半分は帰りが遅くなるくらい忙しい毎日なのですが、私の子どもは今保育園の年長さん。小学校お受験の準備真っただ中です。なかなか高価な塾に通っています。

小学校の受験ってどんなことをするのかというと、ペーパーテスト、面接、子供たち同士で自由に遊ぶ時間からいろんなポイントを見ていくというもの。

この間、塾でこんなことを学びました。高さが同じ3つのコップがあって、中には同じ量のジュースが入っています。でもそれぞれ違う大きさの氷が入っています。氷が溶けたとき、味が一番薄くなるのはどれでしょうか?

大人だったらすぐ分かりますよね、大きい氷が溶けたらその分味は薄くなる。子どもはちょっと分かりにくかったみたいなので、家に帰って同じように3つのコップに違う量の氷を入れて実験してみました…。

というように、子どもの学習って時間がかかるものです。平日はなかなか子どもの勉強を見てあげることができないので、できるときは、このようにしっかり付き合うことにしています。

働く女性の葛藤は育児

働く女性が一番悩むのって、育児じゃないかと思います。仕事を頑張ると育児が中途半端になってしまうんじゃないかなと。私にもそういう気持ちはあります。もう少し仕事をセーブしたら子供と向き合えるのかなと思うことがなきにしもあらず。

でも、子どもが小学校受験だからって自分の挑戦を押さえようとは思わないです。子どもにとって今年は今年しかないのと同じように、私にとってもこの1年は今しかないから。

チャンスの神様は前髪しかないって聞いたことはありませんか?迷っている間にチャンスは過ぎ去ってしまう。うーん、やってみたいけど、子どもの受験があるしどうしようかなって思っている間にチャンスは消えてしまいます。だから、私はやりたいことにはとりあえず応募して(受かること前提)、受かってから考えようということにしています。

気になる教育虐待とは

日経クロスウーマンのアンバサダーをしていうこともあって、週間ランキングの上位に上がっていた日経DUALの記事を読みました。タイトルは「親の過剰な期待、子に取り返しつかない弊害もたらす。これって教育虐待ですか特集」ちょっとドキッとするタイトルですね。

アンケートによると小学生の子を持つ親の50%、未就学児の親の17.6%が教育虐待をしたことがあると答えています。教育虐待をされた子は、青年期になって精神疾患を患うきっかけになったりするとの専門家の見解です。さて、教育虐待って何でしょう?

記事によると

「難関中学を受験するために塾や家庭教師を掛け持ちして夜遅くまで勉強」「将来偏差値がいい大学に行って社会的地位が高い仕事につくことを家庭内の前提とする」「なんでも一番になるようにはっぱをかける」「一度でもレールを外れたら転落人生を歩むなどと脅す」これらを教育虐待と呼ぶそうです。

勉強だけじゃなくてスポーツや音楽などの習い事でも当てはまるのだとか。

私も子どもの頃、一番になるように言われていたから、今思えば教育虐待だったのかな…。大事なことは、教育虐待という実態を知っておくことだと思います。今のところ、家族で決めたチャレンジに後悔はないし、もしだめだったとしても家族の絆が強まるいい経験になると信じています。

お休みの日は子どもがやりたいことを一緒にする!

この間の休日は、子どもが陶芸をやりたいというので、親子でできる体験教室を探して一緒に行きました。テレビで見たらしくやってみたいと言うので。とっても楽しそうにしていたし、私も思っていた以上に楽しめました。焼き上がりは1か月後。子どもはばあばとパパにプレゼントする!と言っています。

別の日は、夕方5時から子どもが寝る9時までの間、がっつり一緒に過ごしました。お仕事で家にいない先日は、ランチタイムがたまたま息子がお昼を食べる時間と一緒になりそうだったので、テレビ電話でお話ししながら食べました。いつも以上にたくさんおしゃべりしてくれて、こういう文明の利器を利用するのもいいな、と思いました。限られた時間でしっかりコミュニケーションをとるために。

大事なのはバランスだと思います。仕事への向き合い方、子どもとの関係。なかなか大変なこともありますが、働くママたち一緒に頑張っていきましょう。

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