『鬼滅の刃』観ました? ←これ禁止

仕事柄、本題に入る前の雑談で、映画や小説などエンタメ作品の話題になることがけっこうあります。
大きく2パターンに分けるとすれば、

①●●観ました?(読みました?)と断った上で、話をする
②▲▲って、●●のラストシーンみたいじゃないですか?のように知ってる前提で話をする


となるのではないかと思います。
①の方が②よりも親切だと感じる方が多いのではないかと思います。私もそうでした。

しかし、最近は②もアリなのではないかと思うんです。

「そういえば、■■流行っているようですね。ご覧になりました?」
「観てないんですよ~」

①のように先に確認をすると、知っている場合は話が弾みますが、そうでない場合このように会話が一瞬で終わってしまう場合があります。

一方、

「流行りの■■観たんですけど、まあ面白いっちゃ面白いですけど、結局やってることスターウォーズと一緒だなって思いましたよ」
「(■■観てないんだけどな・・・)へえ。なるほど。スターウォーズですか。それは面白いですね」
「やっぱり名作ってのは凄いんだなと。改めて思いましたよ」

このように、相手が観ているかどうか明確に確認をせず、何となくニュアンスで会話をする方が、雑談としては有意義だと思うのです。
観てればはっきり「私も観ましたよ」と言うでしょうし、そうすればそこで会話を広げれば良い。
何となく反応が鈍ければ、ハンドルを「少し」切って他の話題に切り替える。

大事なのは、「少し」というところです。
あまりに話題が大幅に変わりすぎると微妙な空気になりやすいし、「観てない」と相手に言わせるのも、よほど親しい関係でない限り恐縮してしまいます。

こんな理由で、②もアリだよな~と思うようになりました。

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