NEWYORKTIMESベストセラー要約【今すぐそこから出なさい、そして始めろ】

いつあなたの製品やサービスは作り終わるの？いつ市場に出さないといけないの？　いつ利用されて大丈夫って確信できるの？おそらく、あなたが確信するよりもっと早い方が良い。必要最低限のことが終わったなら、始めよう。

まだやること（to doリスト）が残っていることは、完了していないこととは違う。「少しやることが残っているから」と言ってすべてのことをストップさせないで。あとでもそれはできるから。それをあとでやることでクオリティも上げられるかもしれない。　

こう考えてみよう：
【もしビジネスを２週間後に発表しないといけないとしたら、何を削るか？】

この質問は面白いほど、あなたを集中させる。
そして、あなたは突然気がつくだろう。

『多くのことをする必要がないことを』

そして本当に必要なことが明確になってくる。締め切りを明確にするとよりクリアに見えるようになっていく。それを得るための最善の問いかけは

『これは私たちに必要ない。』

今必要ない事は、後でしなさい。
今必要なことを立ち上げなさい。豪華にするかどうかは後で考えなさい。
多くのことが今、必要ないことに気がつくでしょう。

私たちがベースキャンプを始めた時、顧客を獲得して収益を得る能力さえなかった！なぜなら売り上げは１ヶ月後に入るからだ。その問題を解決するのに30日間の余地があることを知っていたのだ。サービスを開始する前にはもっと緊急な問題に取り組んだ。思い立って、1日で公開して、その後30日でサービス改善に取り組んだ。

とある靴屋は建設中に店をオープンして、【進行中】と書き、顧客は空っぽの店の壁に絵を描くことができた。山積みの靴の箱と安っぽい木の板に靴を飾っていた。

そこで一番人気だった壁に描かれたメッセージは
「お店をただそのままにしておいて」
こんな感じで、ここの靴屋のオーナーは高級な展示スペースを建設する前に、最初の店をオープンした。

ただこのアプローチを「品質を度外視して良い」と言う風には勘違いしないでほしい。これは改善を繰り返すことがベストな方法だということだ。

何が、どの方法が一番機能するか想像することは今すぐやめよう。
現実を見ろ。

参照”REWORK”p93-94 Jason Fried & David Heinemeier Handson (NEW YORK TIMES BESTSELLER)