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サッカー産業MBA 授業の様子 (2020-21年)

皆さん、こんにちは。Mikiです。

前回に引き続き、リバプール大学院サッカー産業MBA(FIMBA)の最新情報を配信します。今回の記事では、今年の授業の様子について紹介します。

1. FIMBAメンバー内訳
2. コロナ禍での授業の様子
3. 日本人受講者紹介(守屋翔一さん)

今回も守屋さんに協力いただき、コロナ禍においてどのように授業が行われているのかをご紹介します。

※2021年4月時点での情報になります。


イギリスの状況

・まず、2020年9月に授業が始まってからこれまでの、イギリスの状況を教えてもらえますか?

守屋さん:1回目のロックダウンが、2020/11〜12、2回目が、2021/1〜3にかけてで、2021/4の初旬現在、次第にロックダウンは解除されつつありますが、まだ屋外で6人までしか会ってはいけないといった状況で、イギリス政府発表の予定通りだと完全な解除は6月のようです。

ワクチンは2021/4初旬現在、50代への接種は既に開始されているようで、40代以下でもリスクがあると見なされたり、家族に高齢者がいたりする人への接種は始まっているようですが、詳細はよくわかっていません。

ですので、Winter break中もEaster break中も結局どこにも旅行には行けていません。

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<追記(4月下旬)>
4月後半以降、ようやく日帰り旅行はできるようになってきたので、イギリスに来て初めての旅行で、マンチェスターに行きました。あと、散髪屋など必要不可欠ではないとされたお店も開き始めたので、これまた初めて散髪に行けました。


FIMBAへの影響

・コロナによってFIMBAのコースはどのような影響を受けていますか?

守屋さん:Face to faceは授業開始前の説明会と12月の授業の計2回しかなく、授業はコース終了までオンラインでいくようです。毎年あるクラブやUEFA訪問などは全てキャンセルでしたので、正直これはだいぶ残念でしたね。

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後述しますが、オンライン授業は基本的には私にとってプラスでしたが、ネットワーク環境が悪い講師や学生も少なからずおり、私のリスニング力不足も相まって、言っていることがよくわからないという状況はよく発生します。

また、コロナの影響かよく分かりませんが、学生用のTimetable appが誤った時間割を表示していたり、講師同士のコミュニケーション不足で授業とゲストスピーカーセッションがダブルブッキングされたり、コースもしくは大学側のマネジメントが機能していない点が散見されます。

あと、2019-20まではよく分かりませんが、基本的には予習用として、論文や本だけではなく、講師が録画した映像が学生用ポータルサイトにアップロードされていて、基本的にはその映像を見て、授業にのぞむというスタイルになっています。


クラスメートとの交流

・授業ではなかったとしても、クラスメートと直接集まる機会はどれくらいありましたか?

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守屋さん:ロックダウン期間以外も、人数制限などコロナによる何かしらの制限があったので、グループ課題のグループで集まったり、昼間に外でコーヒーを飲んだり、スポーツしたりといった感じで、時々(2週間に1回程度?)は会っていました。

FIMBAが持つサッカーチームの活動も練習は数回しましたが、試合はロックダウンによりまだできていません。

4月に入ってからは段階的に規制が解除され始め、サッカーしたり、パブ(屋外)に行ったりできるようになってきたので、集まる頻度は増えつつあります。

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良かったこと

・コロナの影響で大変なことが多いと思いますが、その中でも良かったと思えることはありますか?

守屋さん:ほとんどのクラスメイトはFace to faceを希望していましたが、あまり英語が得意ではない私にとっては、会話を文字起こしするアプリを使ったり、授業中に単語や文章をすぐに調べることができたり、授業自体は別にオンラインでもさほど問題は感じませんでした。

ただ、英語という点では、オンライン授業だと、授業後にクラスメイトと会話したりといった機会は圧倒的に減るので、英語を喋る機会を意図的に作らないと、せっかく海外にいるのに、英語力、特にスピーキングは、退化しかねない状況ではあります。

大学には、英語が苦手な人向けの授業やConversation clubなどもコースとは別で無料で開かれているので、私はそこで話したりするようにしていました。


コロナ禍での渡英の価値

・このような状況でもリバプールに来た価値はあると思いますか?

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守屋さん:一度海外で生活して、自分が日本以外でも生活できる人間なのか確かめるということも留学の一つの目的でしたので、少なくともその目的は果たせていますし、いい意味でも悪い意味でも、授業以外にもAccommodationなどで日本ではあまり経験しないことも経験できているので、リバプールに来た価値はあると思います。

日本の価値(特に、食事や衛生面)を再認識する良い機会にもなりました。先日もなぜかAccommodationが突然停電(来英して半年で3回目)し、6時間ほど、電気、水道、ヒーター、wifiが全て止まるなど、予期せぬことが起こります。

なぜだか分かりませんが、Accommodationの側にクロップ(リバプールの監督)やリバプールの選手たちが居て、生で見れたりもしましたし。笑
結局、サッカーを一試合も観戦できずに帰国しそうなのは残念ではありますが。。

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以上、今年度の現地の様子について、守屋さんにお伺いしました。

次回ラストの記事では守屋さんについてご紹介します。



読んでいただき、ありがとうございました。






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