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いざ内子座!

ちと間が空いてしましました・・・忘れないうちに。
灯し上げ当日(9月1日)の朝。
伊予灘SAで一晩明かし内子のからり(道の駅 内子フレッシュパークからり。父が元気な頃御用達であった)に寄り、急に思いつき・・・時間があるので内子座に行こう!
調べてみるとなんと保存修理、耐震補強修理のため、9月2日より長期休館に入るとのこと。(4、5年かかるらしい)
え、今日までやんこれは行かねば!

初めて来ました!素敵!

内子座は、大正5年2月大正天皇即位を祝い創建。木造二階建て、瓦葺き入母屋造り。ホールとして活用後、老朽化のために取り壊しになるところを、町民の熱意により復原。昭和60年10月、劇場として再出発。今では、町内外の芸術文化活動の拠点として活用されている。
平成27年7月に国の重要文化財に指定された。(内子座パンフレットより)

入場料(400円)を払って中に入ると舞台を案内してくれるという。
お願いすることに^ ^

立ち見口あたりから。お席は枡席。上の扁額は「芸於遊」芸に遊ぶ。舞台は回り舞台です。
花道の七三の位置にある「すっぽん」。ここから忍術使いや妖怪などが出てくるそうです。人力やと
4人必要だとか。説明してくれはった内子座の方の靴下kawaii❤️
結構大きい、役者さんも乗ったりしてかなり重いと思いますが、4人で回してはったそうですよ・・・
こんな感じ。回り舞台は場面の推移や変化する場面の対照を高める効果があるそうです。
迫り(せり)先ほどのすっぽんのごとく役者が下から出てくるのですが、こちらは主役。人力だと8人必要。
両壁にこのような看板があるのですが、内子座創建時、出資しはった方々だそうです。
写真の中央付近、格子になっているところは義太夫席。義太夫狂言で舞台上手(客席から見て右)義太夫語りをする人がいます。
いよいよ奈落!
結構急な階段を降ります
奈落、とは舞台や花道の床下の総称。昔は人力で回り舞台を動かす仕掛けがあったそう。
石垣の上の柱は神社仏閣みたいに石の上に柱が建ってた(と思う)
正面二階席が大向(おおむこう)低料金の客席で常連や劇通が多いので「大向を唸らせる」とは芝居が上出来のことを言う。

一階舞台部分はこんな感じ。説明してくださったので(雑談も含め)大変面白く。勉強になりました!
二階部分は資料室等、もう少し続きます。

おまけ!教えていただいた招き狐さん。ちょっとわかりにくいですが・・・内子座が繁盛するようにとの願いが込められているそうです。なぜ猫ではなく狐なのかといえば、ほん近くにお稲荷さんもあり、稲荷信仰が多いから、なのだそうです。先ほどの、解説の方の靴下も招き狐さんがいはるから!とのことでした^ ^

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