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おとなになるって何だろう|おとなが育つ条件を読んで

こんにちは。みきです。
今回は私が悩んでいたことが、本を読んで解決したお話を書きたいと思います。

なぜこんなにも精神年齢が低いのか?

まず私の悩みはふとこんな疑問が生まれてきたことから始まりました。
私は現在30歳。
30歳という節目の年齢を迎えたこともありますが、思考が大学生くらいのままで止まっている気がしていました。
思考がお花畑、幼稚だと指摘されたのは、大学時代のゼミの先生からでした。今でも交流があり、たまに近況報告をしています。
転職について相談した際に、言われて自分でも薄々思っていたことではあったんですが、人から言われたのは初めてでした。
そして畳み掛けるように、付き合っている人からも精神年齢が低い(幼い)と言われました。(彼は年下です・・;;)
なぜこんなにも子どものままでいるのだろうか、おとなになるってどういうことなんだろうか。そんな疑問がどんどん生まれてきました。


そんな時にふと立ち寄った本屋さんで出会った本が、「おとなの育つ条件」でした。
やはり自分が気になるトピックがあると、それに関係したものが目につくようになるんですね。。
この本を読んだら、なにかヒントを得られるかもしれない!そう思って即決で購入しました。

おとなが育つ条件 ー 発達心理学から考える

発達心理学から考えると書いてあって難しそうだな。。?と思いつつも、
読みすすめていくと、現在の社会の風潮やジェンダーなど様々な観点からおとなが育つことについて紐解いてくれて、とてもわかりやすかったです。

詳細は割愛するのですが、

読んでいく中で、私の中で一番腑に落ちたこと、納得したことがあります。
それが結果的に私の悩みを解決してくれたことに繋がっていきます。

それは

今の日本社会では「年相応に」「大人のあるべき姿」に縛られすぎている

日本にの社会には、とにかく失敗を回避させるような風潮があります。
多少の失敗や間違いはあってもチャレンジを、という欧米の風土とは対照的です。

おとなが育つ条件 第2章

日本では子どもの頃から、「間違わないように」「失敗しないように」「いい子でいるように」することが良いことだと育てられます。
そのことが、自分のなりたい姿や目標立てて生きることを妨げてしまうといいます。

この文章を読んだ時に、本当にそうだなあと強く思い、何かひっかかっていた部分が、自分の中ですうーっと軽くなった気がしました。

おとなになって何か新たにチャレンジをすると、「年甲斐もなく」「年相応に」と何故か批判までされてしまう日本社会
逆に欧米では、キャリアチェンジをすることも珍しくありませんし、おとなになってから新しいチャレンジをすると、「すごいね!」と称賛されるのだからとても本当に対照的ですね。

自分がおとなにならなくてはいけない(精神年齢を上げたい)と思っていたのは、
周りと比べてだったり、世間の同世代の求められる大人像だったりと自分を比較して、同じようにならなくてはいけないと思いすぎていたのかもしれないと気づきました。

逆にこの社会にもまれて生きていれば、年相応や年甲斐もなくといった風潮に触れて、自然と求められる「おとな」になっているはずですが、
それとは関係なく自分は自分として生きてこられたのだからそれは良いことなのではないか?とまで思います。(ポジティブ)

自由に自分の可能性を決めないで生きてみよう

この本を読んで、完全に吹っ切れました。笑
わざわざおとなにならなきゃ!って思う必要はどこにもないし、
自分が幼いとも思う必要ない。
自分のなりたい自分ってどんな人だろう?って考えながら生きていけば
自ずと成長した自分に近づいていけると思いました。

やりたいことはやってみたらいいし、変わりたいならチャレンジしてみればいい。
そう思えるようになってから、私の悩みは消えていきました。
結局悩みは自分で解決するしかないのだなあとも思いましたし、
心の持ちようで全く変わってくるんだなあと痛感しました。


余談ですが、私の好きな曲でGO MAY WAY!!という曲がありますが、
その曲を思い出しました。

この曲みたいに、自分の大好きな自分でいつもいたいなあと思いました。


今回は本を読んでわたしの悩みが解決したお話を書いてみました✐
また読んだ本の感想など書いていけたらいいなと思います。

ここまで読んでくれてありがとうございます♡




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