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自分で気づくことの難しさ/BEAU LABO 10期

こんにちは☺️なかざとみきですっ
最近更新頻度高めですが、つい先日私が3ヶ月間高校生たちと一緒に活動してたBEAU10期が終わりました。
初めてディレクター(高校生のサポーター)として学びが多かったのでここにばーっと書いていこうと思います。

ディレクターを始めての最初の1ヶ月

初めてのディレクターをやってみて思ったことは、「ディレクターって難しい」。高校生が相手とはいえ、伝え方であったり高校生視点で考えることがすごく難しかった。

私は、ラボ生としてBEAUに関わったことがなかったから最初はすごく不安。先も見えない中で進んでくMTG。右も左もわからないまま始まったオリエンテーション。しかし、そこで初めて自分がみる高校生たちの顔をみて一安心。これからどうなっていくのかというワクワクと同時に自分が引っ張らないとというプレッシャーで押しつぶされそうだった。

自分がしっかりしないとと思考を巡らせ、MTGのスライド作るのに2時間以上かけていた気がする。今思うとすごく懐かしい。
はじめの方はMTGが時間内に終わらなすぎて、自分のタイムマネジメントのなさに気づいた。実際にMTGをしてる中でファシリテーションってこんなに難しいんだ、空気感をつくることってこんなに難しんだと感じた。これがRyFに入るきっかけでもあったかな。

初めての中間プレゼン

BEAUには、活動を始めて1ヶ月くらい経つと「中間プレゼン」というものがある。私にとっては思ったよりすぐに中間プレゼンがきた。自分がやったこともないし、見たこともないので高校生に中間プレゼンとはどんなものか説明すらできなかった。スピード感がつかめていなかったため、中間プレゼンは毎日臨時でMTGを開き、高校生とスライド作りをしたの今でも覚えている。

中間プレゼン前日になんとか形にして当日を迎えた。中間プレゼンは高校生よりもドキドキしていた。他のラボの高校生からたくさんの質問が飛んでくる中でよく食らいついていたなという印象。

自分のラボの高校生が頑張る中でそれと同時に私は自分のディレクション力のなさを感じた。高校生に対して根本にある想いの部分を深堀りできていなかったし、手段というところに目がいきすぎていたように思う。今思うともっと高校生と1on1の時間をとっていればと後悔。

高校生の成長を感じた瞬間

私のラボは経営や起業に興味がある子を集めてイベントを開き、自分たちが参加者のきっかけを作りたいという想いと自分たち自身で何か1つのものを作り上げたいという想いがあった。

それが明確化したのが3週間前。そこから急いで準備にかかる。イベントを開くためにやることはとっても多い。週一回のMTGでは終わらない量であった。しかしながらなんとか準備を間に合わせた高校生たち。さすがだなと思った。

ただ、大きな問題が集客だった。イベント1週間前にして0。これはラボ生と登壇者さんたちのワークショップになると予想。私はその体でコンテンツ作りとそうなったときのためのワークショップのスライドを作り始めた。イベント5日前になり、登壇者との事前打ち合わせ。その30分前に3人集めてきたラボ生が。これは当日までに参加者が集まるかもしれないと思い、打ち合わせでイベントを開くことが決定。

そこから当日までにプラス3人を集め、イベント当日。しかし、本番30分前のリハーサルはこのまま本番にはいけないような感じであった。
イベントが始まり、いつ自分に助けが来るかヒヤヒヤしていた。しかし、私の助けなんか必要なかった。高校生たちは自分たちでお互いをサポートしながらイベントを成功させた。

すごく感動し、それと同時に高校生たちの成長を感じた。2ヶ月前、MTGの中でさえ自分たちから発言出来なかった高校生たちが自分たちで場作りを行い、みんなで作り上げてる姿に感動してしまった。私のラボはその日一番輝いてた人を発表する「きらりさん」をやっていた。その日の「今日のきらりさん」の欄には『運営のみんな』という文字が並んでいた。なんて素敵な子たちなんだろうと思った。3ヶ月でこの子たちを見れて良かったなぁと思った瞬間であった。

高校生がイベントを頑張る中で高校生を信じてあげられなかったのは私の方だった。イベントを開くことすら諦めていたのは私だけだった。もちろん、どんな場合においても最悪なケースを想定することは大事ではあるが、今回の場合は高校生たちならできる!と信じてあげられなかった。もっと高校生の可能性を信じるべきだったと深く反省した。

3ヶ月間を終えて見えてきたもの

今回ディレクターを初めてやってみて、難しいと思ったと共に学びが多かった。
BEAUは特にインプットとか知識を取り入れることがない。だからこそ自分で気づいて自分で修正していく必要がある。今までの私は、何か経験に対してFBをもらって修正することが多かった。なので『内省する』ということが難しかった。

そして、自分の中での新たな課題が見つかった。それは、高校生たちを「信頼する」こと。
私は最後まで高校生の信じて頼るということが出来なかった。ラボ生たちに問いを投げて考えてもらうのではなく、自分が提案をしてしまった。高校生たちが自分たちで考えて何かに気づくということをさせてあげられなかった。自分が今までFBをもらって改善してたため、同じことをしてしまったのだ。自分で気づく方が時間はかかるかもしれない。けれど、その分考える癖がつくし、自分で意思決定できるようになる。

来期は高校生に「任せる」ということをしたい。そして、高校生たちに『自律』してほしい。これが来期のテーマだ。

最後に

長々と書きましたが、1つ言いたいことはBEAUという環境に入って良かったということ。
ディレクターはラボ生よりも学びが多いなぁと。
自分が誰かのサポートをしたい、成長を見届けたいということが体現できた気がする。まだまだ課題は多いが、逆に伸びしろがあると捉えたいと思います(笑)
来期もどんな高校生に出会えるかとっても楽しみです🤭

最後の定例で
「みんなにとって『BEAU』とは」
と聞いたときのラボ生の答え

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