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同居~介護~出産までの出来事を書いていきます

はじめまして。荒井美紀です。
大阪で医療事務と介護ヘルパーのかけ持ちで働きながら、5歳の男の子の育児に奮闘しています。

私はひとりっ子で、母を中学3年生のときに、父を31歳のときに亡くしました。
父が末期がんで亡くなったとき、私は産後3ヶ月。出来る限り自宅で過ごしたいと言う父のため、各種手続きや病院、訪問看護、ケアマネさんとのやり取りなどに奔走しました。乳飲み子のお世話をしながら。
育児と介護が重なる「ダブルケア」としては3ヶ月半という短い期間でしたが(そのうち1ヶ月は入院、3週間は老人ホームに入居していたので、実際に在宅でケアしたのはわずか1ヶ月半ほどでした)、父の死が間近に迫っていたこともあり、様々なことが凝縮された怒涛の日々でした。当時の出来事は介護日記として全て記録しており、それをまとめた著書「ダブルケア~新生児と(自閉スペクトラム症かも知れない)末期がん父 怒涛の110日間~」を2019年に出版しました。

この著書は、ダブルケアをしていた3ヶ月半に焦点を当ててまとめましたが、出版社に持ち込んだ原稿は、父の胃がんが見つかった時点から書かれていて、かなり長ーいものだったんです。実際A4用紙200枚を超えていて「これを本にしたら400ページ超えちゃうよ」と。で、私が出産するまでについての原稿はバッサリカットしたというわけです。

でも、それを埋もれさせてしまうのはもったいないなと。
むしろ、父との同居や、抗がん剤治療のサポート、生活の中で困ったことあれこれにどう対処したかなど、これから同居や介護を始める方々の目に留まってほしい内容が沢山入っています。
その原稿を公開して、少しでも見てくださった方のお役に立てるといいなと思い、noteを始めることにしました。
かなり長くなるので(A4120枚分くらいだもんね…)、週1回ペースで少しずつ公開していけたらと思います。
どうぞよろしくお願いします。

ダブルケア期間のことに興味を持ってくださった方は、著書「ダブルケア」をお手に取っていただけましたら幸いです。
(様々な事情で、ここに公開出来るのは著書に掲載されなかった原稿のみとなります。悪しからず…)
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%80%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%B1%E3%82%A2-%E6%96%B0%E7%94%9F%E5%85%90%E3%81%A8%EF%BC%88%E8%87%AA%E9%96%89%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%A0%E7%97%87%E3%81%8B%E3%82%82%E7%9F%A5%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%EF%BC%89%E6%9C%AB%E6%9C%9F%E3%81%8C%E3%82%93%E7%88%B6-%E6%80%92%E6%BF%A4%E3%81%AE110%E6%97%A5%E9%96%93-%E8%8D%92%E4%BA%95-%E7%BE%8E%E7%B4%80/dp/4863721072/ref=sr_1_3?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=VNY41M0JGRLA&keywords=%E3%83%80%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%B1%E3%82%A2&qid=1567659754&s=books&sprefix=%E3%83%80%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%B1%E3%82%A2%2Cstripbooks%2C224&sr=1-3

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