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【図解】お金がもらえるとはどういうことか?

新入社員向けの研修で話す機会がありました。自分は経理職なので、主にお金の話しを中心に1時間ほど話しました。

その中で、お金(給料)がもらえるってこういうことだよって話た内容をnoteにも残しておこうと思います。

お金がもらえるとは?

僕は、お金がもらえるとは、「できること」と「需要」の円の重なりだと思っています。できることが多くても、需要がなければお金を払ってもらえません。

例えば、スワヒリ語がペラペラ話せても、配属先で需要がなければ、「へーすごいね」で終わってしまいます。でも、アフリカで事業をやりたい部署や取引先だったらスワヒリ語が話せる日本人の需要はありますよね。需要がなければ、できることには金銭的対価は発生しないわけです。

市場は何を求めているのか?自分のできることは何か?両方追い求めることが大切です。

とりあえずできることを増やそうと、資格勉強する人もいますが、市場や配属先で求められていないのであれば、無駄になってしまう可能性が高いです。努力するフィールドも同時に探しましょう。

目指すところは?

仕事にも慣れ、キャリアを重ねていくと、職場からの求められることが増えますし、自分のできることも自然に増えていきます。

ただ、「できること」と「やりたい」ことが必ずしも一致するとは限りません。「やりたいこと」をやるために、周囲の期待に応えていたのに、できる仕事しかさせてもらえない。経験の消費になってしまう。

「できること」と「需要」でお金がもらえるようになったら、「やりたいこと」も追いかけるようにする。「消費」だけでなく「投資」もしていく。

面白法人カヤックでは、入社式に退職届を読ませるそうです。

カヤックでは常に複数のプロジェクトが動いています。面白法人をうまく使いこなしている人は、自分のやりたいことと、社内で動いているプロジェクトをすりあわせて、いい感じに「社内の仕事でやりたいことをやる」を実現しています。新入社員が書いた退職届は全社に公開されています。誰が何をやりたいのか、各社員の頭の中に少しだけでも残れば、本人の希望することに近いプロジェクトが発生したときには、声がかかるかもしれません。

一時的に重なりは小さくなってしまいますが、「できること」「需要」「やりたいこと」を追い求めていく。キャリアを歩む上で、目指すところはそこだと思います。ぜひ、参考にしてみてください。

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