出産した年は確定申告をしよう!!
出産に伴う医療費控除と確定申告について
妊娠〜出産にかかる費用が医療費控除の対象となることをご存知でしょうか?
医療費控除とは、自己又は自己と生計を一にする配偶者とその親族のために医療費を支払った場合には一定の金額の所得控除を受けることを言います。具体的には、1〜12月の一年間に払う医療費の合計が10万円を超えると、医療費控除として所得金額から差し引きことができます。我が家では、長男が10月生まれ、次男は8月生まれのため、どちらも生まれた年に確定申告を行い、医療費控除の申請しました。
申請に含めたのは、妊娠・出産にかかる費用だけでなく、私や夫が受診した病院の費用や歯医者の治療費も含めました。ちなみに、電動鼻吸い器の「メルシーポット」なども医療費控除の対象となると記載があったため、我が家ではメルシーポットも医療費に含め申請をしました。
ウェブサイトによると、妊婦健診はおよそ7万~8万円、出産費用は約54万円がかかるようです。出産育児一時金が50万円支給されるため、差額の約4万円を自己負担します。
例えば、妊婦健診代を7〜8万円、出産費自己負担分を4万円とした場合、合計すると11〜12万円となるため、妊娠から出産までにかかる費用は平均して11万~12万円ほどとなり、医療費控除の対象額(10万円)を超えるため、申請が可能です。
確定申告は5年分遡って申請ができるため、出産時期や出産地域にもよりますが、もし、5年以内に出産されたけれど、医療費控除の申請をしていない方、良ければ参考にしていただけたらと思います。ちなみに、共働きの場合は、収入が高い方が申請をした方が良いと思いますので、我が家では主人に申請してもらいました。
木下斉さんのVoicyでのジブン株式会社ビジネススクールの卒業課題として「確定申告を行うこと。」と言うことが課されました。私自身は、ここ数年、確定申告をしていませんでしたが、今年度の3月には再び自分で確定申告を行う予定です。これを機に、少しでもマネーリテラシーを高めていきたいと思っています。