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7万円のコーヒーメーカーは高いのか?

我が家にはデロンギのマグニフィカSというコーヒーメーカーがあります。

これは、以前使っていたパナソニック製のコーヒーメーカーが壊れたときに主人が購入したものです。コーヒーメーカーが壊れた際、主人は色々と検索し、「これにする」と私に見せてきたのが、このデロンギのコーヒーメーカーでした。

 その時、私は正直「高いな」と思いました。もっと安いコーヒーメーカーもたくさんあるし、本当にこの高価なものが、我が家に必要なのかと疑問に思いました。しかし、主人は普段あまり物を欲しがるタイプではなく、無駄遣いもしません。彼は本当に欲しいものがあると、多少高くても買う性格です。しかも、そんな機会は数年に一度しかありません。そう考えた私は、彼の選択に同意しました。

 そのコーヒーメーカーを購入してから、今年で4年目になります。ほぼ毎日使用しており、今では主人だけでなく、私も毎日コーヒーを楽しむようになりました。友人が遊びにきた時にも、コーヒーを出すことが多いです。ここで改めて考えるのは、「このコーヒーメーカーは高かったのか?」ということです。

 現在の価格を調べてみると、69,000円前後です。コーヒーメーカーの平均的な使用寿命を調べたところ、5年程度という情報を見つけました。それに基づいて計算すると、5年間毎日コーヒーメーカーを使ったと仮定すると、1日あたりのコストは約38円となります。(69,000円÷5年÷365日)

 さらに、コーヒー1杯あたりに使用する豆の量を10gとすると、カルディの200gのパック(一袋=745円)からは20杯分抽出できる計算になります。コーヒー豆の価格を1杯あたり高く見積もっても、約40円程度です。こう考えると、コンビニやスターバックスでコーヒーを買うよりも、かなり経済的ではないでしょうか。

 実際、コーヒーメーカーを購入してから、外でコーヒーを買う頻度が確実に減りました。また、コーヒーメーカーのおかげで我が家の生活の質が向上し、結果的にコーヒーにかけるお金も減ったと思います。このように考えると、約70,000円のコーヒーメーカーは、実は非常にお得な買い物だったのではないかと感じるようになりました。

 私はこれまで物を買うとき、その値段だけを見て「高い」「安い」と判断していました。しかし、毎日使うものなのか、これは本当に必要なのか、これがなかったときにどうなるのか、といったことを総合的に考えるべきだと学びました。主人と暮らすようになってから、このような考え方を持つようになったのだと思います。

今日はコーヒーメーカーを通して、「物の価値」について少し考えてみました。今後も「安いものを買う」という考え方を見直し、価値に見合ったものを購入し、デフレマインドに囚われないようにしたいと思います。

 何よりも、家族の笑顔、特に主人が笑顔で過ごせるなら安いものです!!我が家では朝起きると一番にコーヒーを入れる習慣があります。爽やかな朝に、素敵な香りのコーヒーで一日を始められるのは、何にも代えがたい幸せです。今朝もコーヒーを飲み、仕事に頑張って行ってきます。

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