【書籍レビュー】「からまる毎日のほぐし方」
一ヶ月以上前から予約し届くのを待ち侘びていた本が届きました!!『からまる毎日のほぐし方』は9月25日に発売された尾石晴さんの初エッセイ本です。この本では、尾石晴さんが30代に入ってから様々なことにからまるようになり、それを少しずつ解きほぐしていった過程が綴られていました。
第1章では「からだのこと」、
第2章では「仕事のこと」、
第3章では「お金のこと」、
第4章では「子どものこと、夫婦のこと、親のこと」、
第5章では「人づき合いのこと」、
第6章には「これからの私のこと」ついて触れられています。
現在、私は39歳です。私も30代になってから、色々なことに絡まっていると感じており、この本を読むことで自分の「からまり」を少しでも解きほぐせればと思い、手に取りました。
読んで感じたのは、「からまり」をほどいていくためには、少しずつ始めていくしかないということ、小さな一歩からでも前進するしかない、ということです。尾石晴さんは「片付け」の資格を取得し、まずは自分の家を片付けたそうです。物の片付けは、思考の整理にもつながるようです。
今、私の部屋は散らかっています。。。おそらく頭の中も同じように散らかっていることでしょう。まずは、私も部屋を片付けようと思います。自分にとって必要なもの、家族にとって必要なものをきちんと分け、ひとつずつあるべき場所に戻していく作業が必要だと思いました。そして、不要なものは処分しようと思います。
とりあえず、メルカリで本を売りました。子どもが小さかった時に読んだ本が、ずっと本棚にしまってありました。そして、本棚に本が溢れ返っていたのです。
不要な本が処分された本棚には余裕が生まれました。部屋もさっぱりしましたが、心もさっぱりした気持ちになりました。今度は、遊ばなくなったおもちゃも、近いうちに整理しようと思います。
部屋が整理されると、気持ち良いものですね。そして、片付けも楽になり一石二鳥。「部屋が汚い。」「片付けが大変」と言う、私の心のからまりも少しほぐれた気がします。
この本の中で、私が特に印象に残ったのは、ワークとライフのバランスに関することが記載されていた箇所です。「サバティカルタイム(使徒用途を決めない休暇のこと)」について書かれており、尾石晴さんのサバティカルタイムについても触れられていますが、主に旦那さんに関する内容がメインでした。お互いの価値観や距離感、思いやりが感じられる部分があり、素敵な夫婦だなとおもいました。また、私自身の仕事のあり方について改めて考えさせられる部分でもありました。
また、時間が限られている私にとって、「何が自分にとって本当に大切か」「何をやらないか」をしっかりと選ぶことも重要だと気づきました。やらないことを決めた先に、本当にやりたいことが見えてくるのだと感じました。
子育てにおいても、子どもの成長を間近で見守る貴重な時間であることを改めて認識しました。子どもとの関係に絡まりを感じていますが、「子どもは子ども、私は私」ときちんと境界線を引き、適度な距離で子どもの成長を見守りたいと思いました。
今、私は子育て、仕事、家事、そして自分のプライベートと、たくさんのことに絡まっていますが、数年後、このノートを見返して「少しは解けたかな」と思えるよう、少しずつ前進していきたいです。
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