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【生保営業の処方箋】『2:6:2の法則』で人間関係はシンプルになる


▫️『2・6・2の法則』について聞いてほしい

▫️元ネタは「パレートの法則」

イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートさんが提唱した「パレートの法則」が元だそうで、「パレートの法則」では、ある事柄の結果について、全体の8割は上位の2割によってもたらされているという考え方が有名で、この2割をさらに3つのグループに分解したものが「2:6:2の法則」になるそうです(記事にするためにGeminiに教えていただきました)

「2:6:2の法則」では、集団における人材の構成比率は以下のようになっています

▫️2割 : 意欲的に働く上位層
▫️6割: 平均的な中位層
▫️2割: 意欲の低い下位層

この考え方は、従業員の能力や生産性、顧客の購買行動など、さまざまな場面で活用できます

例えば、企業では2割の上位層に焦点を当てて能力を発揮できる環境を整えたり、6割の中位層を育成することで組織全体のレベルを上げることができたりします

このように「2:6:2の法則」は、集団における人材の構成比率について理解し、組織をより効果的にマネジメントするためのヒントを与えてくれます

▫️「パレートの法則」を組織に当てはめてもう一度見てみる

・組織の成果の8割は、2割の優秀な人材によって生み出されている
・組織のトラブルの8割は、2割の厄介な人材によって生み出されている

つまり、「2:6:2」の「2」の人は、組織にとってトラブルメーカーとなる可能性が高いです。そのため、その人たちと仲良くできなくても気にすることはないという考え方になります

ただし、「パレートの法則」はあくまで統計的な傾向であり、すべての組織に当てはまるわけではありません。また、その2割を排除するべきではありません。中には、適切な指導やサポートによって、成長できる人材がいる可能性もあるからです

▫️私たちに当てはめると

これまでの話は、【組織をどう発展させるか】という視点でした
今度はもっと個人レベルで考えます

私が長年在籍していた組織は概ね30名から35名の職員と機関長、事務員2名という構成でした。キリも良く計算しやすいので30名として、「2:6:2の法則」を当てはめると6名、18名、6名となります

・人間関係についてどのような行動をとっても自分のことを好きでいてくれる人が6名
・行動によって好き嫌いがわかれる人が18名
・とにかく合わない、摩擦が起きる人が6名

ギリギリセーフデス

集団の中で活動していくと、どうしても肌が合わない人って出てきます
何をしたわけでもないのになぜか感じ悪い、とか。
避けられてるようで気になります

でも、もう悩まないでください
好かれようとか誤解を解きたいとか、しなくて大丈夫なんです

だってこれはごく自然なことだから
あなたは何も悪くないんです

ただ、ひとつだけ、その「自分とどうも肌が合わない人」が2割を超えるようでしたら、自分にも足りない何かがあるのかもなってセルフチェックするタイミングだなと思います

▫️職場だけではなくあらゆる集団に当てはめてみる

職場の他には、どんなコミュニティに属しているでしょうか
趣味のコミュニティ、PTAやママ友など地域のコミュニティ、異業種や同業他社のコミュニティなどの他、マンションの管理組合などである程度集まっただけでも必ずと言っていいほど2割が現れます

私が話しているのはあくまでも『自分にとって』であり、これらのコミュニティの2割の人が『トラブルメーカーだ』という意味ではありません。「自分とどうも肌が合わない」と感じる人が2割以下だったら、それって自然なことらしいから、まああまり気にせずに、最低限の挨拶だけはして、無理にうまくやっていこうだなんて思わなくていいんですよ、といつも話しています

私もこれでずいぶん救われましたし、6割の人に対してうまくやっていく努力や配慮と、「苦手な方が2割を超えていないか」のセルフチェックを時々して、自分を省みることもしてきたつもりです

▫️こんなご意見が集まりました

・Rさん 
合わない人かぁ、2割もいないです

・Kさん
アタシも2割いない!
アタシ…普通…じゃん

・Mさん
すごくタメになる…
私も大丈夫そうです

・Cさん
ってことはうちは12名までか…
もっと心をおおらかにしようっと

・Mさん
当たってます…
悩んでましたが法則に基けば当然なんですね、よかった
私が悪いことしてるわけじゃないんだし、仕方ないか

・Eさん
入社2日目にして法則を実感しました
新人数名のうち1名ですが初対面から目も合わせていただけず悩みました
同期なのに残念ですが合わないのだと割り切ってみます
挨拶だけはして放置します

・lさん
重たい、適当、冷たい、ちんぷんかんぷん、かまってちゃん、嘘つき
2割ギリギリでした
精進します


▫️噂話

私の新人の頃は、本当は思い出したくはないのですが、実に生意気だったと思います
だからなのですが、影で「噂話」をされていたようです

内容はここでは言えませんが(どんな噂話だ笑)
もし耳に入ったらどうしていたか、と言うと基本放置プレイなんですね

理由は

①忙しい
②面倒
③向き合うのってちょっと怖い

そして『身に覚えがないから堂々としていよう』と仕事に集中していました

噂を流した張本人は置いておいて、それを聞いて真に受けた人のことを話しますと、しばらくして誤解が解けたようで「あれは思い違いだった」と謝ってくださる方もいて、少しずつ、確実に働きやすくなっていきました

もしもその時に、私に実績や信用があれば、例え噂話を耳にしたとしても俄かには信じないでしょうし、真に受けたとしたらそもそも私にも足りないところがあったのだろうと考えます(生意気だったから余計です)

セルフチェックをしていますが2割を超えることはありませんでした
ピッタリニワリデス

▫️私のモットーは『負けて勝つ』
この話はまた機会があれば聞いてください


▫️あなたのモットーはなんですか?

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