文明育成AI艦隊TRPG永遠なる星のトランセンダーズ、脱稿しました!
あれから印刷所の確認もぶじ終わり、あとは天災でもなければ、トランセンダーズ制式版を頒布できる運びとなりました。
コミックマーケット102初日の8月12日土曜、 東 “Z” 01a 三龍戦騎団 にて、お待ちしてます。
後日、同人ショップにも通販委託予定です。
既刊は、高機動戦車狩猟RPGカノンイェーガーやワイバーンエレメントのサプリを、少数もっていくかも。
「永遠なる星のトランセンダーズ」は、AI艦隊のTRPGですが、それ以前に、スペースオペラなTRPGでもあります。
長年、植民惑星を舞台にしたTRPGを作り続けてましたが、じつは宇宙冒険そのものを描いたのは今回が初めてで、そのいみでも達成感があります。
人外娘TRPG「ゼノもーふ!」でも、セッション後半は、太陽系を舞台にPCが宇宙船を乗り回してましたが、前半はご町内や学校での描写が中心でしたね。
スペオペといっても幅広いのですが、トランセンダーは、位相ソリトン航法、いわゆるワープも可能で、銀河系を旅していくことになります。
行く先々で、文明を育て、現地のキーNPCと交流し、そして数世紀を経て文明の成長をみとどけたあとは、必ず彼らと別れねばならない……
本作セッションでは、そんな切なさもあるエンディングを迎えることでしょう。
設定は違いますが、ちょっと「銀河鉄道999」や、「幼年期の終わり」のラストのようなムードもあるかもしれません。
PCのやることは、「幼年期の終わり」劇中のオーバーロードに近いですね(笑)。
登場する異星種属は、三龍戦騎シリーズでおなじみの、ガルナスや天魂などが、ルールブックに用意されていて、セッションのたびにGMがオリジナル種属を考えたりする手間はありません。お好きならそれも出来ますが(笑)。
ガルナスや天魂といっても、どういう理由でか一度死んでおり、自我が電子的にコピーされ、艦隊クラウドにアップロードされてるわけです。
PCは生前のことを覚えておらず、生前の自分の記憶を探るのも、銀河系を冒険する理由のひとつです。
出会った文明を育て、キーNPCと交流したあとは、星系に潜伏していた惑星改造機械獣リグレッサーの群れとの艦隊戦でクライマックスを迎えます。
クライマックスでは、星系まるごとを舞台にしたアクティブ・ステラーマップ(星系マップ)で、数百隻規模の艦隊戦で決着をつけます。
PCは、初期作成でも100隻の艦艇からなる艦隊そのものですので、自然と決戦は派手な艦隊戦になるわけですね。
惑星が軌道力学にのっとって1ターンごとに公転していき、PC艦隊も、その重力の影響を受けます。
ただ、戦闘は軌道力学で決するわけではなく、PCが、キーNPCとそれまでに交流してきた思い出の品々……「メモリーアイテム」を思い出すロールプレイをすることで、ダイスの出目を有利に変えることができます。
シーン間では、NPCや仲間PCとの思い出を創作するプロセスがあるので、ぜひ美しい思い出を作り、その学習ログによって、決戦に勝利してください。
公式サイト(★2023年8月8日時点では試作版ルールのみですが、後日更新します)
ユドナリウムの部屋データなどがあります。
(追記、公式サイトにて最新版のユドナリウム部屋データ、キャラクターシート、アクティブ・ステラーマップなど公開中。20230829)
ツイッター清水三毛アカウントでも、随時、トランセンダーズ情報を呟いています。コミケ当日の情報は、ツイッターが一番早いです。やむをえず離席したりもするので…。
今回、イラストは、表紙ご担当のラヂヲヘッドさんをはじめ、
岡亭みゆさん、
犬飼/さかなのマーチさん、
朱雀飛鳥さん、
山田牛午さん
(五十音順)
にお願いいたしました。
すてきなイラストをご寄稿いただき、本当にありがとうございました。
では、当日、コミケ会場・三龍戦騎団ブースにて、よろしくお願いします!
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